ANAホールディングスなど8社は6月1日、航空機整備の専門会社であるMRO Japanを共同で設立することについて基本合意したと発表した。沖縄県が那覇空港に建設する航空機整備施設において航空機整備事業を行う。
新会社は、ANAHDのほか、ジャムコ、三菱重工業、沖縄振興開発金融公庫、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、沖縄電力が共同で設立。今後、航空機の整備にかかわる国土交通省の認可を取得し、2015年9月に伊丹空港で事業を開始する。那覇空港の航空機整備施設が完成し次第、拠点を那覇に移す予定だ。
主な事業内容はリージョナル機の整備や小中型機の整備。那覇空港で事業が始まるまで株主はANAHDが100%となる。
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