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「くら寿司」が業績見通しを上方修正 来客数が230万人増
すしチェーン「くら寿司」を運営するくらコーポレーションが15年10月期第2四半期の業績予想を修正した。売上高、経常利益ともに増加を見込む。
回転ずしチェーン「くら寿司」を運営するくらコーポレーションが、2015年10月期第2四半期(2014年11月1日〜2015年4月30日)の業績予想を上方修正した。来客数が前年同期比で約230万人増の4380万人と堅調で、売上高は従来予想の3.3%増となる504億7900万円を見込む。
営業利益は27億8200万円(従来予想比18.8%増)、経常利益は30億9800万円(同23.0%増)、純利益は19億3000万円(同31.0%増)と大幅に伸びると見ている。来客数の増加に加えて、麺類やデザートなどのサイドメニューが好調で客単価も前年を上回った。
一方、人件費の上昇や円安傾向もあり、「事業環境が不透明感を増している」として通期予想は据え置く。第2四半期決算発表は6月5日の予定。
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