調査リポート
日本の富裕層女性って、どんなタイプが多い?:世帯純資産1億円以上(1/2 ページ)
富裕層女性(世帯純資産1億円以上、世帯年収2000万円以上)はどんなタイプが多いのだろうか。一般女性と富裕層女性に、1カ月当たりの自由に使えるお金を聞いたところ……。電通とハースト婦人画報社調べ。
アベノミクスなどの影響を受け、日本人富裕層が増えていると言われているが、富裕層女性(世帯純資産1億円以上、世帯年収2000万円以上)はどんなタイプが多いのだろうか。一般女性と富裕層女性に、1カ月当たりの自由に使えるお金を聞いたところ、一般女性の93.3%が5万円未満であるのに対し、富裕層女性の27.5%が20万円以上(一般女性は0.3%)であることが、電通とハースト婦人画報社の調査で分かった。
資産運用に関心がある富裕層女性は61.5%に対し、一般女性は25.5%。実際に行っているいるのは、富裕層女性が35.0%、一般女性が7.2%。また、富裕層女性は一般女性よりもスポーツを積極的に行っていることがうかがえた。「健康に配慮し、スポーツクラブやヨガ、ピラティスのほかに、比較的お金がかかるゴルフなどにも積極的な傾向がうかがえた」(電通)
富裕層女性はつつましやかさ、奥ゆかしさに共感を覚える傾向があり、海外文化よりも日本文化のほうが好き、という人が目立った(海外文化が好き13.6%、日本文化が好き54.0%)。このほか、子どもの教育に積極的だったり、肉食男子を好む傾向が強いことが分かった(草食系の約3倍)。
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