「iアプリだけじゃないP503i」P503iの魅力は,「iアプリ」だけではない。大きなカラー液晶と共に採用されたグラフィカルなメニューや,予想以上に汎用性の高い赤外線通信機能はP503iならではのメリットだ。
これまでP501iを使っていた筆者だが,1月26日の発売日初日に,P503iを購入。どのあたりが変わったか,iアプリ以外の面を中心にお伝えする。 まず,メニューが非常に分かりやすくなった。例えば,時計の設定もマニュアルを見ないでOK。今までのような文字だけのメニューの羅列ではなく,PDAに似たウィンドウっぽいアイコン形式のインタフェースになった。これが操作性を格段に向上させている。さらに,ユーザーがオリジナルのメニュー配置を設定できるショートカットが2つ用意され,よく使う機能をメニューのトップに置けるようになった。
また,電話機能に限らず,ネットワーク通信まで含めて動作が非常に機敏だ。細かい使い勝手は別にするとして,処理速度が非常に速い。メニューの切り替え,画面の切り替え,インターネットブラウザの応答など,どれも快適である。 理由は不明だが,iモードの「今週のお知らせ」などの待ち時間もほとんどない。快適さが全く違う。今までの携帯電話を使っている場合じゃないと思える。快感だ。 Ir-Kissは,IrMC1.1に準拠P503iには,さまざまな機能が搭載されている。「iアプリ」の動作も見事だ。速度も今のところは問題ない。ここまで文句なく動いてしまうと,PDAを必要と感じなくなる日も遠くないはず。 iアプリが動作するのだから,ゲームができるのはあたり前なのだが,特に「ダンスダンスレボリューション」がいい。16和音に進化した携帯電話と“音ゲー”はよく合うということだろうか。ダンスダンスレボリューションに使えるわけではないが,作曲ソフトまで内蔵されており,作った曲は「iメロディ」として着信音に使えるだけでなく,友達に送信することもできる。 これまであまり目立たなかったが,「Ir-Kiss」という赤外線通信機能もいろいろな場面で利用できる。P503i同士の電話番号の交換は当たり前として,音楽やメール内容も送受信できる。「Outlook」や「Palm」などのIrMC規格の通信手段を持ったものであれば,P503iと住所録を送受信できるわけだ。
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