特集:FOMA? AirH"? cdmaOne?
パケット対応モバイルインターネット接続を徹底チェック(5/7)

【国内記事】 2002年1月9日更新

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比較4−バッテリーライフ

 今回取上げた一体型カード端末は,PCカードスロットから電力供給を受けて動作する。端末側のバッテリーを気にする必要がなく充電も不要な反面,PCやPDAのバッテリー駆動時間に影響を与える。特にFOMAは音声端末のバッテリー駆動時間が極端に短いこともあり,気になるところだ。

 テストは,20分間継続してインターネットに接続し,1分ごとにメールの自動チェックとブラウザの更新(比較3と同じ)を行わせてPC側のバッテリー消費をチェックするというもの。つなぎっ放しでのんびりホームページとメールのチェックを行っているという想定だ。なお比較のため,USB接続ケーブルでのPacketOne,RH2000でのPIAFS 64Kbps接続も加えている。

接続方法バッテリー残量
PIAFS2.187%
PacketOne(ケーブル)91%
FOMA84%
PacketOne87%
AirH"87%

 同じカード一体型端末ではやはりFOMAの消費電力が大きいようで,最もバッテリーを消費した。一見すると大きな差には見えないが,この環境でのバッテリー駆動時間を単純に計算すると,FOMAの約125分に対し,PacketOneやAirH"は約153分と,30分近くも異なることになる。

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[坪山博貴,ITmedia]

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