Mobile:NEWS 2002年6月26日 11:38 AM 更新

ケータイ技術研究所 2
着メロが最も大きい端末を探す(1/2)

携帯電話の重要なスペックでありながら、実際に購入してみるまで分からないもの。その1つに“着メロの音の大きさ”がある。いくら和音数が多くても、音が小さければ興ざめ。着メロの音量について、ドコモ、au、J-フォンの計14機種を計測してみた

 着信メロディが、“音楽を楽しむ”ものになって久しい(1月23日の記事参照)。着メロの音源チップは今や40和音まで進化したが(6月11日の記事参照)、スピーカーはどうなのか。

 ZDNetではiモードスタイル(ソフトバンク パブリッシング刊)と共同で、NTTドコモの503iSシリーズ、211iシリーズ、KDDIの「A3012CA」、J-フォンの「J-SH51」の着メロ音量を計測。「着メロが最も大きい端末はどれか」を探ってみた。

ケータイ技術研究所は、雑誌『iモードスタイル』(ソフトバンク パブリッシング刊、毎月23日発売)との共同企画です。今回のテストでは、リオンにお邪魔し、無響音室にて同社の「NL-31精密騒音計」を利用して音量の測定を行った。
◆第1回 液晶が最も明るい端末を探せ

 今回測定した端末は以下の通りだ。

機種名音源和音数音量切り替えADPCM着メロDL数
J-SH51FM方式40和音5パターン最大500Kバイト※2
A3012CAFM方式40和音5パターン最大12.8Mバイト※2
N503iSFM方式16和音6パターン30曲
P503iSPCM方式16和音6パターン×30曲
F503iSFM方式16和音6パターン30曲※1
D503iSPCM方式16和音6パターン×30曲
SO503iSPCM方式24和音5パターン×30曲
N211iFM方式16和音6パターン30曲
P211iPCM方式32和音6パターン40曲
F211iFM方式16和音6パターン20曲※1
D211iPCM方式16和音6パターン10曲
SO211iPCM方式24和音5パターン×30曲
F504iPCM方式32和音6パターン30曲※1
D504iPCM方式32和音6パターン52〜500曲※2

※1 既存のメロディパターンへの上書き
※2 ほかのデータと保存領域を共有しているため、保存件数に増減がある

 音源方式の違いや和音数をどう見るかは、504iの着メロについての記事(6月11日の記事参照)を参照してほしい。またこの中でストレート型は「F211i」「D211i」のみ。ほかはすべて折りたたみ型だ。

音の大きさなら三菱の“D”

 全13機種の測定結果は以下の通りだ。端末を最低ボリュームと最大ボリュームに設定し、最低ボリューム時の音の大きさから最大ボリューム時の音の大きさまでをグラフの棒にして表した。単位は、人間の聴覚特性を考慮した音圧の単位であるデシベルA(dB(A))。


 結果は予想以上に差がつく形になった。飛び抜けていたのは「D503iS」と「D504i」。いずれも75dB以上となっている。それに続いたのも、「F211i」「D211i」。三菱電機製の端末は、スピーカーが優秀なようで、着メロ制作者も「三菱製端末では、思い切った音の使い方ができる」と語っている。

 逆に、小さかったのは「SO503iS」「SO211i」「J-SH51」など。最大音量にしても、60dB程度の大きさしか出なかった。75dBと60dBではたいした差がないと思われる方がいるかもしれないが、音の場合、少々の数値の違いが大きな差を表している。単位の詳細は後述するが、「10dB上がると、人の耳には2倍の音に聞こえる」のが目安。20dB違うと、音のエネルギーとしては100倍も異なり、聴感上は大差になる。

 ソニー製端末は「SO503i」の時から“音の小ささ”が指摘されており(2001年4月の記事参照)、後継機ではそれが改善されたはずだった。しかし今回の調査結果では、それでも他機種よりも一段落ちることが明らかになった。

[九条誠二, ITmedia]

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