EXILIM+「ぴた@レンズ」でマクロ撮影?シール型マクロレンズ「ぴた@レンズ」を薄型デジカメ「EXILIM」で試してみた。さて効果のほどは?
厚さ1センチ強と驚異の薄型ボディで人気が高いカシオのデジタルカメラ「EXILIM」シリーズだが、マクロ撮影ができないのが泣きどころ。そこにシール型マクロレンズ「ぴた@レンズ」が登場。早速EXILIMに貼り付け、接写に挑戦してみた。
「早く銀塩になりたーい」と叫ぶ重量級ハイスペック機を尻目に「QV-10」のカシオが軽やかに放った名機「EXILIM」 EXILIMは薄型デザインの制約上、レンズ付きフィルムなどと同様にレンズの被写界深度を深くすることで見かけ上のピントが合っているように見せるパンフォーカス式を採用している(レンズ構成はちょうど100年前にツァイスが開発したテッサー式。ただし3群4枚のうち前群2枚が接合された独自形式「インバートテッサー」だ)。 最短撮影距離は1メートル(カタログ値)。通常のスナップなら問題はないが、常に持ち歩いて日常のメモ的に使おうとするユーザーにとっては物足りないと感じる場面も多いだろう。特に近接撮影は絶望的で、例えば雑誌で見かけたURLを手書きメモ代わりに撮影しておく、といった用途では使い物にならない。
そこに登場したのがパッケージングテクノロジーの「ぴた@レンズ」(ぴたぁっとれんず)(8月7日のZDNetモバイルの記事参照)。カメラ付き携帯電話などのレンズ部に貼るだけで4センチまでの近接撮影が可能になるという。既に「J-SH51」などで試したZDNetモバイルのレポートで実用性が確認されている。 同社のWebサイト(sessya.jp!だ)によると「基本的にレンズの外径サイズが合えば、携帯電話機やPDA、一般のデジタルカメラなど、どのような機種でも利用可能」だという。 ではEXILIMでは?これがズバリ有効だった。以下の写真で確認してほしい。
ぴた@レンズを装着しても、マクロ域外から1メートル以内までの近距離レンジはカバーできないが、本来できないはずの接写が可能になるだけでも価値は十分。しかも3個で380円だ。EXILIMユーザーなら持っておいて損はない。
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