3D液晶搭載のiショット端末「SH251iS」登場第2世代のiショット端末が登場する。シャープ製の「SH251iS」は世界で初めて「3D液晶」を採用。カメラで撮影した写真を3Dに変換することもできる。液晶は2.2型と大きく高精細で、背面にも1.2型の液晶を搭載した
NTTドコモは11月13日、カメラ付きiモード端末「SH251iS」を11月16日から発売すると発表した。首都圏先行発売で順次地方でも発売される。
カラーバリエーションは3タイプ。左からジュエルホワイト、エレガントブラック、スカイシルバー シャープ製のSH251iSは、大ヒットを記録した「SH251i」の後継モデル。アンテナをヒンジ部に移し、デザインを大きく変えての登場となった。
最大の特徴は、「世界初」をうたう3D液晶の採用だ(10月4日の記事参照)。約40センチ離れた距離から見ることで、裸眼でも立体映像を見ることができる。3D画像は本体に内蔵されているほか、ダウンロードしたり、カメラで撮影した写真を3D画像に変換することもできる。変換技術はマーキュリーシステムのものを使った。液晶自体は常に3D表示なのではなく、2D表示への切り替えも可能。 3D表示だけでなく、メインディスプレイは2.2型、176×220ピクセルという高精細かつ大型になっている。メール画面では11文字×11行の文字表示を実現した。フォントには3種類の太さが選べるLCフォント(2001年5月の記事参照)を使っている。
背面液晶には、携帯最大クラスの1.2型GF液晶を搭載。カメラ利用時にファインダーとして利用できるほか、背面に設けられた3つのボタンで閉じたままでも撮影が可能になっている。また、受信したメールのタイトル表示にも対応した。
カメラ機能としては、iショット端末で初めて動画の撮影に対応。オフィスノアのNancy形式で、最大10秒の動画を最大50件保存できる。撮影サイズは112×168ピクセル。ただし撮影した動画をiショットで送信することはできない。
カメラの画素数は31万のままだが、VGA(640×480ピクセル)サイズの撮影にも対応した。撮影した画像はケーブルと専用ソフト(無償ダウンロード)でPCに転送できる。 7色に変わる撮影用ライトも備え、手元を照らすライトとしても利用できる。また接写切り替えスイッチを備え、約5センチまで近づいての撮影が可能になった。 メモリ容量も増加し、5Mバイトのメモリにiショット(S)の画像を約1000枚保存できる。撮影した画像はフォルダ分けして管理できるほか、サムネイル表示にも対応した。 撮影した画像の利用方法も多彩。フレームを表示しての撮影や、カメラで撮った顔の表情を変える「フェイスエフェクト」などにも対応。電話帳に顔写真を貼り付けることもできる。 主な仕様は以下の通り。
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