au3カ月連続トップ──6月事業者別契約者速報auが3カ月連続で単月シェアトップを獲得した。カメラはドコモが1287万、auが607万、J-フォンが1014万。ムービー対応機はauが308万台と最も多い。
電気通信事業者協会(TCA)は7月7日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2003年6月の契約数を発表した。携帯電話契約数は48万8800増えて、7721万3900。
![]() 各キャリアの単月の純増数の推移 好調だったのはau(KDDI)だ。4月、5月、6月と3カ月連続でNTTドコモを抑えて純増数はトップだった。対前年比で見ても、147%と順調に推移している。ドコモの累計シェアもここ1年で約1ポイント減少した。
![]() 各キャリアの単月シェアの推移 3Gサービスでは、FOMAが5万6500の純増を果たし、53万4800となった。一時期の低空飛行から比べると、毎月5万以上の純増と伸びてはいるが、2004年3月末に146万という契約目標を達成するには、さらなるペースアップが必要だ(5月8日の記事参照)。 auのCDMA2000 1xは53万7600の純増で857万2200となった。既に58%が3Gとなっている。 J-フォンの3G、Vodafone Global Standardは1万1700増えて、5万5400。秋と言われる3Gの本格展開に向けて伸びてきている。
携帯電話へのカメラ搭載は、ドコモが急速に追い上げを見せている。4月末に1000万を突破して以来(4月30日の記事参照)、約2カ月で287万を上乗せした。 ただしカメラ搭載比率という意味では、ドコモはまだ最下位だ。契約数に対するカメラ搭載機の比率は、ドコモが29%、auが41.4%、J-フォンでは70.3%にまで達している。
なお、今回参考データとしてプリペイド式携帯電話の契約数も公開された。公開したドコモとauでは、いずれも減少している。
PHSでは、DDIポケットが2カ月連続で純減となった。この4月にドコモが定額制データ通信サービス「@FreeD」を開始して以来、ドコモとDDIポケットの契約者数の差がわずかながら縮まってきている。 アステルグループは純減が止まらない。この1年間で約10万人ほどの減少となった。
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