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同じ回転機構でもちょっと違う~「V402SH」と「V602SH」
ボーダフォンの夏モデルとして登場するのがシャープ製の「V402SH」と「V602SH」。同じツイストヒンジ機構を採用しているが、備える機能の違いから異なる部分もある。
ボーダフォンの夏モデルには、シャープ製端末が2モデルラインアップされている。テレビやラジオを楽しめるメガピクセル端末「V402SH」(5月10日の記事参照)と、初の光学ズームを備えた2メガピクセル端末「V602SH」(5月10日の記事参照)だ。
いずれも同じ回転機構を採用しているが、備える機能が違うため、異なる部分もある。決算発表の会場(5月25日の記事参照)にお目見えした「V402SH」のモックと「V602SH」(5月11日の記事参照)の実機を比べてみた。
端末名 | V402SH | V602SH |
---|---|---|
サイズ | 50×98×26.5ミリ | 50×98.5×24.9ミリ |
重さ | 約129グラム | 約132グラム |
カメラ | 130万画素CCD | 202万画素CCD、光学2倍ズーム(AF機構付き) |
付加機能 | FMラジオも聴けるアナログテレビチューナ内蔵 | カラオケ、ムービー変装、着うたなど |
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アンテナは、V402SHがテレビのアンテナも兼ねたロッドアンテナで、V602SHは内蔵型。スピーカーの位置は、V402SHがテレビやラジオの視聴に対応しているためか、ヒンジ部の上に付いている。V602SHのスピーカーは裏面だ。オートフォーカス機構を備えていないV402SHは、裏面のヒンジ部にマクロ切り替えスイッチを装備。時刻や着信内容を知らせるモノクロサブ液晶はV402SHにはない
端末内部のデザインも異なる。V402SHは、ダイヤルキーやボディラインが丸みを帯びている。V602SHは直線的でシャープなイメージ
SDカードスロットの位置は、V602SHが右側面で、V402SHが左側面。3つのサイドキーはいずれも右側面にある
V402SHのSDカードスロットは左側面のヒンジ部付近に装備
液晶の回転方向は、「時計回り」でV402SHもV602SHも同じだ
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