KDDI、フレンドリーデザインの「A1403K」発表
タマゴのように丸みを帯びた携帯電話が、auから登場。ユニバーサルデザインに楽しさの要素を加えた「フレンドリーデザイン」を提案している。
KDDIは9月21日、CDMA 1Xに対応したエントリーモデル「A1403K」を10月下旬から発売すると発表した。ユニバーサルデザインの考え方を取り入れながら、デザインと楽しさにこだわった「フレンドリーデザイン」への対応をうたっている。
フレンドリーデザインは、“使いやすさ”や“見やすさ”に関する機能の象徴だ。
A1403Kは、メールや時間を音声で読み上げる「声サポート」機能に対応。メニュー画面は出荷時設定が、簡単な手順で通話やメール、カメラを利用できる「スマートモード」となっている。また、メールや電話をよくする相手を登録しておけば、簡単にメールや電話ができる「ペア機能」にも対応した。
こうした使いやすさにこだわった端末をフレンドリーデザインと呼んでおり、対応端末には「『声サポート』のように、使いやすさに関する独自機能が1つ2つ入っている」(KDDI)。KDDIは、今後フレンドリーデザイン対応端末を順次発売していく予定だ。
デザインは、「A5405SA」などをデザインした岩崎一郎氏プロデュース。丸みを帯びたオーバルフォルムが特徴で、アンテナも内蔵した。一見して、「au desing project」が2002年に発表したデザインモック「ISHIKORO」(石ころ)を思い出させるが、「(A1403Kは)ISHIKOROはイメージしていない」(KDDI)という。
0.9インチのモノクロサブディスプレイには、大きなアニメーションを使って情報を伝える「グラフィックウインドウ機能」を搭載。メールや留守録、着信を本体に合わせたカラーのアニメーションで表現する。メインディスプレイは2.2インチQVGA液晶。44×44ピクセルで文字を表示する「でか文字」に対応している。
日本語入力機能は「Advanced Wnn」。
主な仕様は以下の通り。
機種名 | A1403K |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚み) | 54×95×27ミリ |
重さ | 116グラム |
連続通話時間 | 約170分 |
連続待受時間 | 約270時間 |
アウトカメラ | 32万画素CMOS |
外部メモリ | なし |
メインディスプレイ | 2.2インチQVGA26万色TFT液晶 |
サブディスプレイ | 0.9インチ61×65ピクセルモノクロ液晶 |
データフォルダ | 約10Mバイト+BREW3Mバイト |
カラー | Blue×Green (ブルー)、White×Gray (ホワイト)、Black×Orange (ブラック) |
EZムービー | S/M/Lサイズ |
ムービーメール | S/Mサイズ |
着ムービー | ○ |
着うた | ○ |
EZアプリ | BREW |
EZナビウォーク | ×(GPS機能非対応) |
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