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新生DDIポケット、最高顧問に稲盛氏
資本関係が変わった新生DDIポケットが組織を再編。取締役最高顧問に京セラの稲盛氏を迎えた。6年ぶりに採用も再開。
Carlyle Groupと京セラに買収されたDDIポケットが、10月1日、新会社の概要を発表した。取締役最高顧問に、京セラ名誉会長の稲盛和夫氏を迎え、Carlyleからは、日本代表の安達保氏など、5人が取締役に就任する。
稲盛氏は、1994年7月のDDIポケット設立時から取締役に就任していたが、2000年6月に退任している。取締役に再任するにあたり、名前だけではなく積極的に関わっていく意向だという。※初出で退任時期の表記が誤っておりました。お詫びし訂正させて頂きます
併せて、同社は6年ぶりに採用も開始する。30~40名を中途採用するほか、2006年度からは新卒の採用も再開する。DDIポケットが新卒を採用するのは、1999年4月以来。
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