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王者の風格~SH901iCが初登場ランクイン携帯販売ランキング(11月29日~12月5日)

注目の901iシリーズの先陣を切って登場したSH901iCが、早速ランクインしてきた。今週は端末の価格調査も行ったので、併せて報告したい。

 先週は、901iシリーズの先陣を切って「SH901iC」が発売になった。また、薄さ16.7ミリの折りたたみ端末「prosolid」も全国一斉リリースされている。端末の価格調査も行ったので、それも合わせて紹介したい(ITmedia調べ、都内量販店の新規価格)。

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 しばらく動きがなかったドコモのランキングに、ついに新顔が登場した。注目のSH901iC(右写真)が、初登場で6位にランクイン。さすがにいきなり上位には入れなかったが、上々の滑り出しだ。同じく先週リリースされたprosolidは、トップ10入りはならなかった。

 SH901iCを除けば、ほかはあまり変わりがない。トップは不動の「P900i」。価格は、2万1000円程度となっているようだ。いまだに値崩れしていないところはさすが。2位の「N900iS」は1万9000円程度(ただし、別売りの充電台・ACアダプタを含めると2万1000円程度)で、こちらはP900iより後に発売された端末だが少し値段を下げた。3位の「N506i」は本体のみなら5000円弱と、比較的低価格になっている。

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 auは、1~3位が先週と変わらず。初登場以来順位を上げていた、Bluetooth対応のWIN端末「W21T」だが、トップ獲得には至らなかった。またデザイン端末として話題の「talby」(左写真)も、先週の4位から2つ順位を下げてしまった。

 価格を見ると、1位の「A5506T」は1円にまで下がった。130万画素CMOSカメラを搭載し、EZナビウォークも使える端末が1円ならば、売れ筋なのも納得できる。3位の「A1402S II」も1円だ。ただ、今週8位から4位に上昇した「A5406CA」は1万5000円強と、それなりの価格を保っている。

 ツーカーは、シンプルケータイ「ツーカーS」(右写真)が強い。先週首位を獲得していたが、引き続き“V2”を達成した。既報のとおり、ツーカーSの発売前後で同社の販売実績に1.5倍の変化があったというから、販売成績としてヒットであることは間違いない。

 2位、3位は変わらない。価格を見ると、「TT32」が1円、「TT31」が4000円程度で、これは9月の時点で行った調査から変わっていない(9月3日の記事参照)

 ボーダフォンは、ランキングがほとんど変わらず。実に、1~9位が先週と同じという結果になった。特に、1~4位はこの4週間ほど固定されている。

 価格を見ると、「V602SH」と「nudio」(左写真)以外はほぼ1円。ボーダフォンは9月末の時点でほとんどの端末が「1円化」していたが(9月24日の記事参照)、その状態が続いていることになる。

 今週は、不具合が発見されて一部地域で発売延期になっていた「W22SA」が再発売された。ドコモからは、音楽再生・ラジオ機能付きの「Music PORTER」が登場している。また、「702NK」「702MO」などボーダフォンの3G端末が続々とリリースされた。来週のボーダフォンランキングが変わるか、注目だ。

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