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イー・アクセス、WiMAXの実験免許申請へ
イー・アクセスは、WiMAXへの取り組みを本格化する。総務省に対し、準備が整い次第WiMAXの実験局免許を申請する。
イー・アクセスは、参入を希望している携帯電話サービスでW-CDMA(HSDPA)を補完するシステムと位置づけているWiMAX(IEEE 802.16e)への取組みを、本格化する。実験開始に向け、総務省に実験局免許を申請する。
イー・アクセスは今年6月に、5GHz帯のWi-Fiで屋外無線包括免許を取得していた。ここで「基礎的なデータ取得を完了、WiMAX検証のためのノウハウを蓄積した」ことから、改めてWiMAXの実験に取り組むという。
同社はWi-Fi/WiMAXをW-CDMAと組み合わせて、高トラフィックエリアでの周波数有効利用と高スループットというユーザニーズを満たす計画。5月には、総務省のワイヤレスブロードバンド推進研究会で意見書を提出、将来的な周波数割当に向けて提案を行っている(5月23日の記事参照)。
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