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「902i」 iアプリとHTMLもバージョンアップ
iアプリが、DoJa4.0へと“ちょっとだけ”バージョンアップ。iモードHTMLも6.0へと進化した。ICカードアプリが一覧できる「ICカード一覧」メニューも設けられている。
NTTドコモは「FOMA 902i」の発表に併せて、同シリーズのiアプリ、HTMLなどの仕様を公開した。
iアプリ仕様はDoJa4.1へ
902iシリーズのiアプリ仕様はDoJa4.1。実行できるプログラムサイズやスクラッチパッドサイズは100k/400kバイトで、900iシリーズから変わらない。
新しくサポートされた機能の1つとして、「デジタル署名API」がある。初期端末を除くFOMAは、クライアント証明書をFOMAカード(UIMカード)に格納し、SSLクライアント認証を行えるFirstPassに対応している(2003年6月20日の記事参照)。デジタル署名APIは、FirstPassのクライアント証明書を使用して、任意のデータにデジタル署名を施すためのものだ。
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バージョン | シリーズ名 |
---|---|
DoJa1.0 | ムーバ503iシリーズ/初期FOMA |
DoJa2.0 | ムーバ504iシリーズ |
DoJa3.1 | 2002年冬以降発売のFOMA |
DoJa2.2 | 2003年春以降発売のFOMA |
DoJa3.0 | ムーバ505iシリーズ |
DoJa3.5 | FOMA 900iシリーズ |
DoJa4.0 | FOMA 901iシリーズ |
DoJa4.0LE | FOMA700iシリーズ |
DoJa4.1 | FOMA 902iシリーズ |
DoJa2.0で赤外線や待受アプリをサポート、DoJa4.0ではVM仕様が浮動小数点演算などに対応したCLDC1.1に変わるなどの変更も行われた
プロファイル | ムーバ/JAR | ムーバ/スクラッチパッド | FOMA/JAR | FOMA/スクラッチパッド |
---|---|---|---|---|
DoJa1.x | 10kバイト | 5kバイト | 30kバイト | 10kバイト |
DoJa2.x | 30kバイト | 100kバイト | 30kバイト | 200kバイト |
DoJa3.x | 30kバイト | 200kバイト | 100kバイト | 400kバイト |
DoJa4.x | - | - | 100kバイト | 400kバイト |
「ICカードメニュー」標準搭載へ
KDDIのEZ FeliCa端末と同様(7月11日の記事参照)、FeliCa向けのアプリだけを一覧できる「ICカード一覧」が、902iでは標準搭載されている。共通で搭載されている「生活ツール」から表示できる。このメニューで一覧されるiアプリには、独自のアイコンが設定可能だ。
iモードHTMLは6.0へ
iモードHTMLは6.0へと進化した。5.0をベースにタグ、属性を拡張したもので、主なものとして下記のタグが追加されている。
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