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イー・アクセス「WiMAX推進室」を立ち上げ~「周波数獲得目指す」
イー・アクセスは12月から、モバイルWiMAXへの取組みを本格化すべく社長直属のWiMAX推進室を立ち上げると発表した。
イー・アクセスは12月1日から、次世代通信方式であるモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)への取組みを本格化すべく社長直属のWiMAX推進室を立ち上げると発表した。常務執行役員の深田浩仁氏が室長に就任する。
同社は米WiMAXフォーラムの会員であり、韓国などで導入される見込みの同種の無線通信方式WiBro(11月21日の記事参照)フォーラムにも正式メンバーとして参加することを決めるなど、WiMAX推進に積極的に取り組んできた。既に商用展開のための技術開発や実証実験を行っており「子会社であるイー・モバイルのW-CDMA 3G携帯事業との連携も、積極的に検討する」としている。
同社はまた、5月に総務省が開催したワイヤレスブロードバンド推進研究会に参加したことにも言及(7月11日の記事参照)。この場で意見表明したとおり、「モバイルWiMAXでの周波数獲得を目指す」としている。
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