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パナモバの薄型軽量端末「705P」、今週末発売へCEATEC JAPAN 2006(1/2 ページ)

CEATEC JAPAN 2006 松下電器産業ブースに、先日発表されたばかりのソフトバンクモバイル向け端末「705P」が展示され、ほぼ完成版の実機に触れることができる。

  CEATEC JAPAN 2006 松下電器産業ブースには、103V型の大型プラズマテレビやBDレコーダーなどのAV家電製品のほか、NTTドコモ向けおよびソフトバンクモバイル向けのパナソニック モバイル製携帯電話の展示が行われている。

 ドコモ向け端末には近日発表と予想される903iシリーズではなく、すでに発売済みとなるヒカリドロップス+着うたフル対応の「P702iD」、Bluetoothワイヤレスミュージック対応の「P902iS」、ワンセグ対応の「P901iTV」を、ソフトバンクモバイル向け端末には先日発表された14.8ミリの薄型端末「705P」が展示され、注目を集めている。

ドコモ向け端末として展示されていた「P702iD」「P902iS」

 705Pは折りたたみ時の厚さ14.8ミリ/重量約103グラムの薄型軽量ボディと、ボタンの押下でディスプレイが開く同社製携帯でおなじみの「ワンプッシュオープン」機構が特徴の端末。この薄さには、基板を樹脂で固めることで強度を上げる、新たな工法の採用によるところが大きいという。樹脂で固めることでゆがみやねじれなどの外から力にもかなり強く、薄さと強さの共存を実現した。

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 実際に液晶や本体を軽くひねってみても“折れてしまうのでは”という心配はさほど感じず、キー入力時に本体がたわんでしまうこともなかった。

厚さ22ミリ(突起部含む。ノンジャケスタイル時は18.3ミリ)の「P902i」と「705P」。P902iはとりわけ薄い端末ではないが、比べるとこれだけ異なる
96×25ピクセル表示対応/有機ELパネルを採用する背面ディスプレイ。本体左側面のボタン押下により表示パターンの変更が可能。W-CDMA/3バンドGSM対応で、海外でもそのまま使えるのも特徴
705Pの待受画像とメニューインタフェース。いくつかのデザインパターンを用意し、一括あるいは個別に変更できる
「メディアプレイヤー」アプリで着うた、着うたフルなどが楽しめる(左、中)。右上メニューキーが「Y!」キーとなり、Yahoo!ケータイにアクセスできる(右)
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