利用中の端末メーカー、シャープがトップに──マイボイスコム調査
マイボイスコムが、「携帯電話・PHSの使いやすさ」に関する調査結果を発表。利用中の端末メーカーはシャープがトップを獲得。利用機種の選択理由は「デザイン性」が多数を占めた。
マイボイスコムが、「携帯電話・PHSの使いやすさ」に関する調査結果を発表した。利用している端末のメーカーや、端末選びで重視する点などを問うもので、1月1日から5日にかけてWebアンケート形式で調査を実施した。有効回答数は1万400件。
利用中のキャリアはドコモが44%、auが27%、ソフトバンクが19%。利用している携帯/PHS端末のメーカーは、シャープが20%と最多で、以下、14%のパナソニック モバイル、13.9%のNEC、12%の東芝が続いた。以前使っていたメーカーは16%のNECがトップで、15%のシャープ、13%のパナソニック モバイル、8%の東芝。ドコモ、au、ソフトバンク、ウィルコムに端末を供給し、アクオスのブランドを冠したワンセグケータイが人気を博したシャープの強さが際立つ結果となっている。
現在利用中の携帯電話を購入した時期については「1年以上前」が55%で、「半年から1年以内」が20.8%、「3カ月から半年以内」が8.6%。端末を選んだ理由は、「デザインが気に入っている」が37.9%にのぼり、以下、20.2%の「メニューや機能の操作になれている」、16.5%の「そのメーカーが好き」、13%の「品質が良い(よさそうだった)」と続く。
携帯電話の機種変更時に、旧端末で設定した着信音量やオリジナルマナーモード、待受画面などの設定をそのまま新端末で利用できるとしたら使いたいか、という質問には、50%が「使いたい」と回答している。
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