レビュー

カスジャケ、流用できる?──「P904i」「P904i」のここが知りたい(1)

ワンプッシュオープンボタンにカスタムジャケットなど、FOMAの“P”らしさを継承しつつもスリム&コンパクトになった「P904i」。新機軸のカスジャケが特徴の1つだがそれは旧機種にも使えるのか、旧機種のカスジャケは本機で使えるのかなど、カスジャケと本体サイズに関する質問が多く寄せられた。

パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」。プラチナ(付属カスジャケ:フロスト)、シャンパン(同:サーキュラー)、アスファルト(ヘアライン)、ローズ(同:ファセット)の4色展開となる

質問:前機種と比較して、どのくらい薄い?

 ワンプッシュオープンボタンとカスタムジャケットという“P”端末の特徴を継承しつつ、さらにコンパクトで洗練されたボディに進化したFOMA端末が、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」だ。

 P904iのボディサイズはカスタムジャケット非装着時で49(幅)×102(高さ)×17.9(厚さ)ミリ。前機種「P903i」の厚さはカスタムジャケット込みで23ミリだったので、スペック上では約5ミリ薄くなったことになる。

 

 実際にP902iSとP903iシリーズ3機種と比較すると、なるほど薄い。背面パネルにカメラのレンズがなくなった(裏面へ移動)ことで、ディスプレイ部そのものが特に薄くなった印象だ。

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 ただし、カスタムジャケットを装着すると……それほど大きい差はなくなる。P904iは静止画6軸手ブレ補正機能などの搭載でカメラ機能もやや向上したわけだが、この裏面の出っ張りはどうにかしてほしかったところ。

(P903iTVもそうだったが)裏面に出っ張りがあると、こうなってしまう

質問:カスジャケは流用できる?

 必ず届く恒例の質問だが、残念ながら無加工での流用はできない。


 

 P904iのボディサイズは、P903iと比べると高さと幅がそれぞれ1ミリ小さくなった。そのためか、ねじ穴の位置が大きく違う。加えてサブディスプレイは見えないしメインカメラも使えないだろう。P902iSとも比べても結果は同じで、悲しいくらい長さも違っていた。

質問:ストラップホールの位置は?

 P904iのストラップホールは本体の左側面上部にある。実はどこにあるのか探してしまったが、外部スピーカー用の穴と勘違いしていたものがストラップホールだった。スピーカー用の穴は、裏面のやや盛り上がった箇所にAF+静止画6軸手ブレ補正機能付きの有効約320万画素νMaicoviconカメラと一緒に配置されている。

外部スピーカー用の穴のようなストラップホール。奥を覗くとストラップのヒモを導くためのU字型パーツはあるようだが、くたびれたストラップだと……通らないかもしれない

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