サーバに送るだけで写真のPDF化や名刺OCRが可能に──新au公式コンテンツ「スキャンR」
KDDIは10月1日、携帯で撮影したホワイトボードなどの写真をPDF化したり、名刺データとしてアドレス帳に登録できるサービス「スキャンR」を、EZwebとBusiness EZの公式コンテンツとして提供すると発表した。
KDDIは10月1日、米scanRが提供する、携帯電話で撮影した写真をPDFやアドレス帳データなどとして利用可能なサービス「スキャンR」を、EZwebとBusiness EZの公式コンテンツとして提供すると発表した。月額利用料は315円で、サービス開始は10月4日から。
スキャンRは、ホワイトボードや文書をカメラで撮影し、メールに添付してサーバに送信することで、データのPDF化が行えるサービス。PDFファイルに変換されたデータは、サーバからメールやFAXで送信することもできる。また名刺を撮影してサーバに送ると、携帯電話のアドレス帳形式(vCard形式)にも変換してくれるため、そのままアドレス帳に登録することも可能だ。サーバに送信したデータは、PCや携帯電話からアクセスでき、簡単にデータの閲覧・管理が行える。
名刺の読み取りは、AF機能の付いた200万画素以上の携帯カメラなら利用可能で、au端末では以下の17機種が対応している。
「スキャンR」名刺読み取り対応機種
E03CA、W54T、W53CA、W53SA、W52CA、W52SH、W52SA、W52T、W51SA、W51CA、W51K、W51T、W51H、W47T、W44K、W44K II、W44S
なおスキャンRでは、サービス開始を記念して、毎月5回までの画像送信を無料で利用できる試用版を提供する。月額315円の利用登録を済ませれば、回数制限はなくなる。
スキャンRには、au one→「カテゴリ検索」→「生活情報」→「仕事・学習」→「ビジネスツール」、もしくはBusiness EZからアクセス可能になる予定。
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