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店舗や会場へのルート案内をする広告──medibaが「ナビゲーションアド」の販売を開始
medibaは、KDDIとナビタイムジャパンが提供する「EZナビウォーク」「EZ助手席ナビ」「NAVITIME」で、GPSを活用して特定の場所にユーザーを誘導する「ナビゲーションアド」の販売を開始する。
medibaは10月9日、KDDIとナビタイムジャパンが協業して提供する「EZナビウォーク」「EZ助手席ナビ」およびナビタイムジャパンの「NAVITIME」で、GPSを活用したスポット誘導型広告「ナビゲーションアド」の販売を開始すると発表した。medibaが販売代理店として、キャリア横断的に販売し、EZナビウォーク/EZ助手席ナビ/NAVITIMEの3サービス内での各画面に配信する。
ナビゲーションアドは、EZナビウォークなどでフリーワード検索をした際の結果に、店舗やイベント会場などのスポット情報を表示し、その場所までのルートを情報料無料で案内するサービス。
検索結果から企業のWebサイトなどに誘導するのではなく、ユーザーを“特定の場所に連れて行く”のが目的の広告商品だ。携帯電話に搭載されるGPSを活用し、自宅や現在地からドアtoドアのルート情報を提供する。medibaでは、広告閲覧者に対して、企業が直接情報を提供できる場所まで誘導するメディアとして活用できるため、販促活動の強化や認知度向上に役立つとしている。
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たとえば「居酒屋」と検索すると、検索キーワードに合致した広告スポットを検索結果に優位的に表示し、そのスポットをクリックすると、地図を見たり、その場所を目的地としたナビサービスを利用したりできる。また詳細情報を掲載して、ユーザーにより多くの情報を提供することも可能だという。
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