新製品発表会の季節:Mobile Weekly Top10
ドコモの905iシリーズが好調な一方、auのハイエンド端末が開発の遅れにより発売されず、ソフトバンクもハイエンド端末にいまひとつ大きなインパクトがなかった2007年秋冬モデル。そうこうするうちに、2008年春モデル発表の季節を迎えた。
+D Mobile Weekly Access Top10
2008年01月10日~2008年01月16日
- 品切れ続出、905iシリーズ人気の裏に潜むドコモの弱点
- ドコモが3月以来の6ケタ純増も、KDDIが2位を堅持──12月契約数
- 2007年携帯年間純増数1位はKDDI──ソフトバンクモバイル、一歩及ばず
- オーセンティックモダンという名の“ジャストサイズ”――「AQUOSケータイ W61SH」の狙い
- 写真で解説する「Cyber-shotケータイ SO905iCS」(ソフトウェア編)
- クリスマス&正月に最も売れた携帯は?──2008年春モデルも早速発売か
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- ツーカー、残り3カ月──今、ユーザーが感じる疑問
- 写真で解説する「AQUOSケータイ SH905iTV」(ソフトウェア編)
- 「WINシングル定額」都心部夜間の通信速度はどれくらい?
今週のアクセスランキングは、神尾寿氏のコラム「品切れ続出、905iシリーズ人気の裏に潜むドコモの弱点」が首位を獲得。続いて電気通信事業者協会(TCA)が発表した12月の契約数と2007年1月から12月までの累計契約数をまとめた記事が2位と3位に入った。それ以下は1月10日に開催されたドコモの新端末内覧会でようやく触れることができた、11月の発表会では動作していなかった各モデルを解説した記事などがランクインしている。
例年では、この時期に端末の解説記事を掲載するのは発表会の直後というのが常だったが、今年はドコモが905iシリーズだけでなく、年明けに発売予定の905iの企画端末と705iシリーズを2007年11月1日に発表したため、少し時期が開いての掲載となった。
また秋冬モデルとして発表されたauのハイエンド端末「W56T」「W54S」「W54SA」も、結局2007年内の発売はかなわず、発売日がずれ込んでいる。今週のランキングには惜しくも入らなかったが、これらKCP+端末の詳細は1月16日に掲載している。
W56TとW54Sは、auの総合カタログ1月号で「近日発売」とされているが、現時点でW54SAはまだカタログにも登場していない。すでにKDDIは1月28日に何らかの発表会を行うことを明らかにしており、これが例年この時期に開催されている端末の発表会だった場合、秋冬モデルのハイエンド端末と春モデルがほぼ同時期に発売されるようなケースも起こり得る(ちなみに春モデルの「AQUOSケータイ W61SH」はすでに発売されている)。
ソフトバンクモバイルも、最近は大きなニュースが少ないが、2007年は1月25日に新端末発表会を開催しており、何らかの動きがある可能性がある。
2008年も引き続き各社の動きに注目が集まる。
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