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イー・アクセスとソフトバンク、オープンワイヤレスネットワークを存続
イー・アクセスとソフトバンクは2月15日、オープンワイヤレスネットワーク(以下OpenWin)の出資金を、2月末までに両社以外の出資各社に返金し、両社の折半出資会社とすることを発表した。
OpenWinは、2.5GHz帯を利用した高速無線通信サービス(BWA)の免許取得を目的とした企画会社。今回、OpenWinの株主間で出資時に締結された契約にもとづき、両社は200.5億円の出資金のうち、両社以外の6社が出資した70.5億円相当の株式を、35.25億円ずつ負担して買い取ることで、出資各社に返金する。両社は3月末までにOpenWinの資本金および資本準備金の合計を1.8億円に減資した上で、同社を存続させる予定だ。
OpenWinは今後、引き続きWiMAXのMVNOに関する検討や研究を行うという。
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