日本無線、「WX220J」と「WX310J」のアップデートを開始
日本無線は、ウィルコム向けPHS端末「WX220J」「WX310J」のアップデートソフトを公開した。WX220Jには管理者ロック中のソフト更新機能、WX310JにはGmailサーバーへのアクセス機能が追加される。
日本無線は2月28日、ウィルコム向けのPHS端末「WX220J」「WX310J」のファームウェアアップデートソフトを公開した。今回のアップデートにより、WX220JのファームウェアはVer.1.20、WX310JはVer.1.25になる。
WX220Jのアップデート内容は以下の通り。
- 管理者ロックによるWeb制限中でのソフトウェア更新機能を追加(電話機の機能メニューからソフトウェア更新が可能に)
- 端末動作の安定性を向上。
WX220Jのアップデートは端末単体から可能で、所要時間はソフトのダウンロードに約10~20秒程度、ファームウェアの書き換えに約5~10分程度かかる。ダウンロード時の情報料及び通信料は無料だ。そのほか、Windows用(対応OS:Windows 2000/XP/Vista)とMacintosh用(対応OS:MacOS 9.2~9.2.2/MacOS 10.2~10.4.1、10.4.3~10.4.10以降。Classic環境非対応)のアップデートプログラムも用意する。
WX310Jのアップデート内容は以下の通り。2月21日に公開された「WX321J」向けのアップデータと同じく、Gmailサーバーへのアクセス性を中心に改善されている。
- Gmailサーバーへの接続を改善し、Gmailサーバーへのログインが可能に。
- 電源オフの誤動作防止に対応。電源キーと他のキーが同時に押された場合の電源オフを無効とし、電源キーが押されてから電源オフするまでの時間を約1秒間延長。
- 端末動作の安定性を向上。
アップデートは、PCと端末をUSB接続して行う。アップデータは、Windows用(対応OS:Windows 2000/XP/Vista)とMacintosh用(対応OS:MacOS 9.2~9.2.2/MacOS 10.2~10.4.1、10.4.3~10.4.10以降。Classic環境非対応)を用意。PCからアップデートする場合の所要時間は、Windowsで約6分、MacOS 9で約15分、MacOS 10で約11分。
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