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ウィルコム、次世代PHSを利用するMVNO事業者向け窓口を設置
ウィルコムは、次世代PHSを利用したいMVNO事業者向けの対応窓口を設置した。接続条件などについての意見も募集し、接続条件などを夏に公表する。
ウィルコムは4月9日、次世代PHSのネットワークを利用したいMVNO事業者に向け、専門の対応窓口を設置した。合わせて、接続条件などについての意見も募集する。
MVNOを希望する事業者から、次世代PHSネットワーク利用に関する以下の事項をメールまたは郵送で受け付け、各社からの意見と個別協議の結果をふまえて接続条件の概要を決定する。
- 個別協議のご希望の有無
- ネットワーク提供形態(例:帯域幅による貸し出し)
- オープン化する機能、MVNO側にて具備を予定する機能
- インタフェース条件
- その他、要望事項
個別協議にあたっては、機密保持契約の締結が前提
募集期間は4月14日~5月13日まで。接続条件の概要については、夏ごろに開催するMVNO事業者向け説明会で公表する予定だ。
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