次の携帯、半数が「スマートフォンも検討」
アイシェアがスマートフォンに関する意識調査の結果を発表。iPhoneとWILLCOM 03の実機画像を見せた上で、次にスマートフォンを利用する可能性を聞いたところ、半数超が検討する意向を示した。
アイシェアは9月10日、「スマートフォンに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月27日から同29日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は801人。
調査ではiPhone 3GとWILLCOM 03の実機の画像を回答者に表示した状態でイメージを聞いたところ、iPhoneは「かっこいい」「新しい発想」「技術のすごさ」がポイントを集めた一方、「値段が高そう」という意見も見られた。他方、WILLCOM 03はiPhoneと比較して「女性向き」「可愛い」などの項目に票が集まった。
今後スマートフォンを利用する可能性について聞いたところ、「十分検討出来る」は24.3%、「検討する余地はある」は30.6%となり、すでに所有している回答者を含め、男性の方が検討の可能性が高かった。
また今後携帯端末を購入する際に外せない機能を調査したところ、他を大きく引き離してトップとなったのが「カメラ」機能で、必要とした人の割合は71.7%。以下「メール機能」が61.2%、「赤外線通信」が40.3%、「音楽再生」が35.7%、「フルブラウザ」が33.2%と並んだ。
また利用したい端末の形状では、iPhone、WILLCOM 03が採用した「タッチパネル」と「フルキーボード」の人気が高く、0.3ポイントという僅差で「タッチパネル」が1位となった。他方、一部にはタッチパネルタイプは操作性が悪いという声も根強く、革新的なデザインとユーザビリティの両立をどのように図るかが、今後の課題となりそうだ。
関連記事
- 携帯調査リポート記事一覧
- 苦戦のiPhoneに“包囲網” au「Touch Pro」発売へ、ドコモは「BlackBerry」新機種
スマートフォン市場で、“四つ巴”の決戦が幕を開ける。7月iPhoneを国内で発売したソフトバンクに対抗し、NTTドコモは9月末に新機種発売を、auは週内にHTC「Touch Pro」投入を発表する予定だ。 iPhoneユーザー、約7割が“2台持ち”
MMD研究所が、iPhoneに関する利用動向の調査結果を発表。iPhoneに興味があるという回答は約4割となったが、「買いたい」と答えた人は6%にとどまっている。また、iPhone購入者の約7割がiPhone以外のケータイを併用する“2台持ち”で利用している。iPhoneの操作、10代・20代は「難しそう」が2割強──アイシェア調べ
アイシェアが、「iPhone操作体験に関する意識調査」の結果を発表。iPhone 3Gに対して4人に1人は新鮮な驚きを感じたようだが、他方で「壊れそう」が2割を超えた。10代、20代では「操作がむずかしそう」という回答も2割強あった。iPhone 3G、価格発表で購入意欲が向上
アイシェアがiPhone 3Gの価格発表に伴う意識調査の結果を発表。iPhoneの国内販売価格発表を受け、購入予定者は価格発表前の8.9%から14.5%に増加。携帯キャリア別では、ソフトバンクモバイルユーザーの2割以上が購入に興味を示し、他キャリアでも1割ほどが購入を検討している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.