レビュー

写真で解説する「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」(3/4 ページ)

3.8インチのハーフXGA液晶を搭載する「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」は、すべての操作がディスプレイのタッチでできるフルタッチ機構を採用したのが大きな特徴だ。タッチパネルの使い勝手を中心に各種機能をチェックした。

モーションコントロールセンサーをはじめショートカット機能も豊富

 FULLFACE2 921SHと同じく「モーションコントロールセンサー」を搭載しており、ディスプレイの向きに応じて縦表示と横表示が自動で切り替わる。ワンセグやPCサイトブラウザ、カメラなどはもちろん、待受画面やメニュー画面も縦横表示が切り替わる。また、FULLFACE2 921SHやAQUOSケータイ 923SHと同じく、ケータイを左右に振ることでワンセグやカメラなどを起動できる「クイックショートカット」も継承している。


端末を横向きにすると、メニュー画面は2×6のアイコン表示に切り替わる
モーションコントロールセンサーを使ったショートカット設定や補正ができる(写真=左端、左中)。本体を開いた状態では画面の向きを「縦」に固定することも可能(写真=右中)。
縦持ち横持ち、それぞれの状態から起動できるクイックショートカットを設定できる(写真=左端、左中)。アラーム、ワンセグ、音楽再生などの機能の利用中に、ケータイを振ってチャンネル変更や選曲などができる「アクション設定」(写真=右中)。アラームが鳴ったときにケータイを回転すると音やバイブが停止する設定もある(写真=右端)
キーショートカット設定を利用すれば、メールキーとY!キー、十字キーの長押しで起動できる機能を設定できる。ブックマークに登録したサイトも設定可能だ
従来のシャープ端末と同じく、ショートカットキーから呼び出すショートカットも利用できる。ただし、auのAQUOSケータイ W64SHのように、待受時にダイヤルキーを長押ししても機能は起動せず、[1]キーなら「あ」行など、電話帳の該当する行が起動する。長押しで呼び出したい機能は、キーショートカット設定を利用するといいだろう(写真=左)。ほかの機能の使用中にショートカットキーを押すと、画面下半分にショートカット一覧が表示され、画面を2分割して2つの機能を表示できる(写真=中、右)。

横画面でも2分割表示できる。
FULLFACE2 921SHと同じく、着信時にスライドを開いて応答、スライドを閉じて終話する設定もある

設定豊富なワンセグはサブメニューの項目を改善

 ワンセグは、AQUOSケータイ 923SHとほぼ同等の機能を継承。テレビと同様の色調整を加えた「SVエンジン+」や、周囲の環境に合わせてバックライトや映像の明るさを調整する「明るさセンサー」、ワンセグ映像を毎秒15フレームから30フレームに変換する「なめらかフレーム補間」など、快適に視聴するための機能が充実している。また、タッチパネルを利用して、横画面では画面をタッチして音量調節などができる。ワンセグの連続視聴時間は約4時間。

ディスプレイが縦長になった分、データ放送が広範囲に表示される(写真=左端)。サブメニューの第1階層に表示される項目はAQUOSケータイ 923SHよりも少なくなり、分かりやすくなった(写真=左中)。新たに「AV設定」という項目が新設され、AVポジション、映像設定、サウンド設定などを変更できる(AQUOSケータイ 923SHでは、AVポジション、映像設定、サウンド設定はサブメニューの第1階層に表示されていた)(写真=右中)。AVポジションを「ダイナミック」にすると、明るい映像になる(写真=右端)
ワンセグのフレームレートを秒間30フレームに変換する、なめらかフレーム補間(写真=左端)。視聴環境に合わせて明るさを自動変更する「明るさセンサー」と、映像に合わせて明るさを自動変更する「シーン別明るさコントロール」にも対応(写真=左中、右中、右端)

本体を横向きにすると、ワンセグ映像も横画面に切り替わり、アスペクト比16:9のフル画面で表示される

タッチパネルを利用し、ディスプレイを上下になぞると音量調節ができる
横画面でもサブメニューを呼び出し、縦画面と同様の操作ができる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.