8Mカメラ+フルワイド3.3インチ有機ELを搭載、世界対応やBRAVIA連携も――「Cyber-shotケータイ S001」
auのCyber-shotケータイが進化し、撮像素子が有効808万画素へスペックアップ。“本家”Cyber-shotと同等の撮影機能を備えたほか、フォトビューワーも楽しめる大画面フルワイド3.3インチ有機ELを搭載。GSMローミングにも対応した。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Cyber-shotケータイ S001」は、ソニーのデジタルカメラブランド“Cyber-shot”を冠したau向けデジカメケータイの第2弾モデル。前モデルの「W61S」からカメラとケータイのスペックを向上させ、ボディもさらにスリムに進化した。
W61Sでは有効511万画素だった撮像素子は、有効808万画素のソニー製“Exmor”CMOSを搭載。光学ズームには非対応となったが、専用機であるCyber-shotシリーズと同等の精度を誇る笑顔認識AF「スマイルシャッター」や「顔キメ」、撮影環境に合わせて8つのシーンモードを自動で切り替える「おまかせシーン認識」、秒7枚で撮影した連続写真から一番顔が良く撮れた1枚をおすすめする「おすすめBestpic」を採用したほか、、手ブレ補正や高感度撮影、LEDフラッシュ、パノラマ撮影などの便利な機能も備えた。
ディスプレイは3.3インチのVisualフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応の有機ELディスプレイを採用。フォトビューワーは、日付ごとの表示機能を強化したほか、“笑顔”や“子供”など、どんな被写体かを指定して検索できるようになった。さらに、ソニー製の薄型テレビ「BRAVIA」にネットワーク経由で写真を送れる「<ブラビア>ポストカード」機能を新搭載した。
KCP+端末では国内初のGSM+CDMAデュアルローミングに対応。また、海外でもケータイナビゲーションが利用できる「海外版EZガイドマップ」や外国語会話を楽しく学べる「Talkman Flash」、世界時計、英語変換予測など、海外渡航時に役立つコンテンツや機能を内蔵する。ボディカラーはMagenta、Olive&Gold、Blackの3色を用意した。
機種名 | Cyber-shotケータイ S001 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×115×17.8ミリ(最厚部21ミリ) |
重さ | 約145グラム |
連続通話時間 | 230分(国内モード) |
連続待受時間 | 250時間(国内モード) |
アウトカメラ | 手ブレ補正、笑顔検出AF付き有効808万画素CMOS |
インカメラ | - |
外部メモリ(確認済み最大サイズ) | microSD(2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)有機ELディスプレイ |
サブディスプレイ | - |
主な対応サービス・機能 | グローバルパスポート(GSM&CDMA)、ワンセグ、Bluetooth、LISMO Video、au BOX、au Smart Sports Run&Walk、au Smart Sports Karada Manager、ナカチェン、au oneガジェット、おサイフケータイ、EZナビウォーク、シンプルメニューほか |
ボディカラー | マゼンタ、オリーブ&ゴールド、ブラック |
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