写真で解説する「CA001」(2/3 ページ)
au初のタッチパネルを搭載したカシオ計算機製の「CA001」は、オーソドックスな回転2軸スタイルながら、タッチパネルによりケータイの新たな楽しみ方を提案するモデルだ。“CA”らしいポップで柔らかなフォルムと、人気の待受キャラたちも継承した。
CA001のタッチパネルで操作できるのはビューアスタイル時のみで、ディスプレイを縦に開く状態ではタッチパネルは機能しない。初期設定では、ビューアスタイルに切り替えると自動的にタッチメニューが開く。タッチセンサーは画面を短押しする「タップ」操作だけでなく、画面を指でなぞる「スライド」操作にも対応する。指が触れた瞬間に「ブッ」と振動するので、正しくタッチできたか分かる。
また、CA001はau Smart Sportsなどでも使えるモーションセンサーを内蔵しており、ビューアスタイル時に本体の向きを検知して、縦向きと横向きのタッチメニューを表示する。
ビューアスタイルにすると「タッチメニュー」が自動的に現れる。メニューには楽器アプリの「Touch Session」をはじめ、「モバイル辞典」「データフォルダ」「microSD」「テレビ」「LISMO Player」「フォト」「ムービー」「PCサイトビューアー」が並ぶ。本体の向きに合わせてメニューも縦位置と横位置に自動で切り替わる
タッチセンサーは、タッチメニューから呼び出せる機能の操作時にも使える。タッチメニューから各機能にアクセスすると「タッチボタン」が現れ、カーソル移動や決定操作などができる。タッチボタンは画面をタッチすると現れ、タッチボタン以外の部分に触れると消える。
タッチボタンでは、ワンセグはチャンネル切り替えや音量調節、録画の開始/停止、カメラは撮影メニュー呼び出しやフォーカスポイントの選択、PCサイトビューアーはカーソルの移動やズーム、ページ送りなどの操作が可能。物理キーとは異なり、“画面上のボタンそのものを押す”という直感的な操作性が特徴だ。
ワンセグ操作時は、チャンネル選択用の数字や音量調節用のアイコンなどが画面に現れ、選局や音量調節、録画開始/停止が可能。これまでのカシオ端末では、ビューアスタイル時のチャンネル変更は順送りしかできなかったので、タッチパネル対応により操作性が向上した
タッチパネル機能を生かした演奏アプリ「Touch Session」にも注目したい。Touch Sessionでは、タッチパネルを使い、世界の代表的な楽器を本物のように演奏できる。楽器はピアノ(イタリア)、カリンバ(アフリカ)、エレキギター(アメリカ)、ベース(アメリカ)、ハンドベル(イングランド)、スティールパン(トリニダード・トバゴ)、マラカス(中南米)、サンポーニャ(南米アンデス地方)、ドラム(アメリカ)、箏(日本)、ガムラン(インドネシア)の11種類。
Touch Sessionトップメニューの世界地図で、中央のラインを左右にスクロールすると楽器を選べる。各国にラインが合うと、その国の楽器を演奏できる。
ピアノやドラムなどは、画面上の鍵盤やドラムをタッチすると音が出る。ギターや箏は弦をタッチすると音が出るほか、弦をまたいでスライドすれば、複数の音が出る。マラカスやギターは内蔵のモーションセンサーを使い、振る動きで演奏できる。マラカスはそのまま端末を振るだけ音が出る。ギターは希望のコードを選んで振ればそのコードを引ける。
さらにTouch Sessionでは、複数の楽器を組み合わせて演奏したり、演奏を録音して着信音に使うこともできる。
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