写真で解説する「簡単ケータイ K004」
2009年8月に発売された京セラ製端末「簡単ケータイ K003」をさらに使いやすくブラッシュアップした「簡単ケータイ K004」。発表会場に展示されていたのはモックアップのみだったが、細かな改良点を前モデルのK003と比較してみた。
ベース機能は「簡単ケータイ K003」から継承
auの京セラ製折りたたみ型端末「簡単ケータイ K004」は、「見やすく、押しやすく、分かりやすい」をテーマにした「簡単ケータイ」シリーズの新モデルだ。前モデルの「簡単ケータイ K003」をベースにしており、“使いやすさに磨きをかけたスタイリッシュなデザイン”が特長として紹介されていた。発売は2010年春を予定する。カラーバリエーションはシルバー、ブラック、レッド、ピンクの4色展開だ。
開発中モデルのため本体のサイズなどは暫定となっており、仕様が変更される可能性もあるが、全体の仕様はK003とほぼ同等となるようだ。機能面でも「でか文字」「でか受話音」「でか着信音」「でか着信ランプ」に加え「はっきり通話」や「ゆっくり通話」「ノイズキャンセル」などが、K003から引き続き搭載されている。
今回新たに対応・進化した機能としては「撮速(さっそく)メール」と「すぐ文字」が挙げられる。撮速メールは他の京セラ製端末にも搭載されている機能で、画像や動画を撮影した後、ボタン1つでメール画面に推移して添付できるというものだが、K004では、あらかじめワンタッチキーに登録した送信先に、撮影した画像を添付して送信ができるという。すぐ文字は、待受状態からすぐに文字入力ができる機能で、K003にも搭載されていたが、K004では同機能を「簡単モード」でも利用できるようになるという。
前モデル「簡単ケータイ K003」との違い
今回のK004は前モデルのK003に比べ、使いやすさや見やすさをさらに意識し、形状に細かな改良が施されている。それらの改良点をK003と比較してみた。
一見すると大して変わっていないようにも見えるが、K004はユーザーの意見を取り入れながら使いやすさを熟成させている。特に、ヒンジ部分の段差を少なくしたことによってワンタッチキーの押しやすさが向上した点や、キー部分の細かな改良については、実際に端末に触れてみるとその違いが実感できた。
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