ニュース
ドコモ、料金システム障害で「タイプリミット」の利用制限などが停止
12月1日に発生したドコモの料金システム障害により、各種料金サービスが停止したほか、ドコモ料金案内などの情報更新が遅延した。【12/02 11:33 復旧状況を更新】
NTTドコモは12月1日、料金システム障害により、各種サービスの停止と情報更新の遅延が発生したと発表。対象となるのは全国のドコモユーザー。復旧の時間については、確定次第、案内するとした。
システム障害により発生した影響は以下のとおり。
- 「リミットプラス」「タイプリミット」「タイプリミットバリュー」「ファミリーワイドリミット」「ファミリーワイドリミットバリュー」「iモード情報料リミット」とiモード公式有料サイトの利用時に、リミット上限金額を超過しても、発信停止とiモード情報料課金の追加登録が制限されない
- iモード情報料リミットを申し込んでいない場合、iモード情報料が10万円を超過しても追加登録が制限されない
- 「WORLD WING」の利用停止目安額を超過しても、利用停止されない
- ドコモ料金案内(My docomo版、iモード版、アプリ版、自動音声ガイダンス)の、12月1日の更新が遅延
- 「一定額到達通知サービス」で通知金額に達しても、通知メールが送信されない
- 「ご利用料金管理サービス」について、12月1日の日次情報の更新が遅延。また、通知金額に達しても「通話料お知らせメール」が送信されない
12/02 11:24追記
NTTドコモは12月2日、同日午前3時に料金システム障害が復旧したと発表。現在は上記のサービスをすべて利用できる。なお、「タイプリミット」「タイプリミットバリュー」などの利用制限が停止したことで、料金の支払いが上限額を超えてしまったユーザー数は「調査中」(ドコモ広報部)で、対応については「未定」。対応策が決まり次第、ユーザーには「個別に連絡する」とのこと。
advertisement
関連記事
- ドコモ、定額制データ通信などでパケット通信ができない不具合
NTTドコモが提供するFOMA定額制データ通信サービスとBiz・ホーダイ、Biz・ホーダイ ダブルの契約者に、パケット通信ができない不具合が発生していたが、15時54分に復旧した。定額アクセスポイントでの認証エラーが原因。 ドコモ、「2in1」のA・Bナンバーを誤接続する不具合――通話料を返還
NTTドコモは「2in1」サービスにおいて、特定の条件でAナンバーとBナンバーを誤って接続する不具合があったことを発表した。一部交換機の設定ミスが原因。対象ユーザーには、通話料金を返還する。ドコモ、「メロディコール」の不具合によりパケット通信料を返還
NTTドコモは、メロディコールのサーバーの不具合により、対象ユーザーにパケット通信料を返還すると発表した。想定返還金額は総額で約1万5000円に上る。ドコモの「Vライブ」で誤課金――10カ月間で約9000件
ドコモは、映像配信サービス「Vライブ」に、コンテンツが試聴できなかったにもかかわらず、課金されてしまう不具合があったことを発表した。期間は2007年9月20日から2008年7月3日までで、想定金額は約24万円。ドコモの「WORLD WING」 設定ミスで誤課金
NTTドコモは9月10日、国際ローミングサービス「WORLD WING」で、料金システムの設定ミスなどにより一部のユーザーに料金を誤って請求していたことが判明し、料金を返金すると発表した。ドコモの「2in1」、開始初日に障害
ドコモは同社の新サービス「2in1」について、開始当初に障害が起きたことを報告した。システムプログラムの不具合によるもので、25日夜に復旧している。- ドコモ、国際ローミングサービスに障害──約3万4千人に影響
ドコモが提供する国際ローミングサービスが海外渡航先で利用しにくい障害が起こっていることが分かった。約3万4000人に影響があるとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.