インタビュー
スマートフォン普及のカギを握る? スマートフォンマイスターに会ってきた(3/3 ページ)
iPhoneの一人勝ちだったスマートフォン市場だが、各キャリアが本腰を入れたことで日本でも本格的な競争が始まりそうだ。中でもAndroid他さまざまなOSの端末を投入するドコモでは、スマートフォンマイスターという資格を設け、顧客対応に当たっている。
マジョリティの行動原理
アーリーアダプターは衝動が行動原理であり、「試行錯誤もまた楽し」と思う層である。購入後に「こんな苦労をした」「こんな風に解決した」という話をブログに書くのが喜びなのだ。だがマジョリティはちがう。用心深く、失敗を恐れ、損を嫌い、新しいモノにスムーズに慣れたい。お金に糸目をつけず「機能全部入りのスマートフォンをくれ。一番いいヤツ」というお父さんユーザーもいる。マイスターは大変だ。
これまでのスマートフォン市場は、新奇性やメーカーの戦略スピードという競争軸で動いてきた。だがこれからは、納得性やサービス品質という価値軸に移る。カギを握るのはスタッフの説明力。”何でもある”総合力のドコモに有利に働くか、果たしてどうなるか。
各キャリアの2010年冬~春モデル
→LTE、Android、3D液晶、プロジェクター携帯――ドコモ、2010年度冬春モデル28機種を発表
→REGZA Phone、小型フルタッチ、Android 2.2、Wi-Fiルーターも――IS seriesやデータ端末、タブレット端末が登場
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