日本システムプロジェクト、iPhoneで裸眼3Dが楽しめるフィルム「3D Picasso フィルム」
日本システムプロジェクトから、iPhoneで裸眼3Dが楽しめる特殊フィルム「3D Picasso フィルム」が登場。左眼と右眼に「視差」のある画像や映像を見せることで空間の奥行きや立体感が出せる「視差バリア方式」を採用している。
日本システムプロジェクトは2月22日、iPhoneで裸眼3Dが楽しめる特殊フィルム「3D Picasso フィルム」を発売した。対応するのはiPhone 4/iPhone 4S用のみとなっており、同社直販サイトでの価格は3990円。
3D Picasso フィルムは、液晶画面に貼ると、対応する写真などが裸眼のまま3Dに見えるようになる特殊フィルムだ。これは、左眼と右眼それぞれに、角度のずれ「視差」のある画像や映像を見せることで空間の奥行きや立体感を出す「視差バリア方式」を採用したもの。フィルムによって画面を分割し、左右オーバーレイ表示の画像を右眼用と左目用に分け、別々の映像を見せる仕組みになっている。
画像の表示には、App Storeから無料でダウンロードできるiPhone/iPod touch用ステレオ写真表示アプリ「Picasso Cam」を使用。左右オーバーレイ形式のステレオ画像やサイドバイサイド形式のステレオ映像の再生ができるほか、内蔵カメラで右目用と左目用の画像を別々に撮影する3D写真撮影機能も用意した。
フィルムのラインアップは現在のところiPhone4/iPhone 4S用のみだが、日本システムプロジェクトのWebサイトではiPod touch用、PSP Vita用、PC(Let's note他)用、MacBook用、iMac用の発売も予告されている。
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