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ウィルコム、窓やドアの開放を通知するセキュリティ用PHS端末を発売

ウィルコムは、窓やドアの開放を磁気センサーでチェックする「おしらせ窓センサー WX04A」(エイビット製)を発表した。閉まっている窓やドアが開くと、警報が鳴りあらかじめ設定した3つのアドレスへ通知メールを送信する。

 ウィルコムは3月21日、磁気センサーを利用したセキュリティ向けPHS端末「おしらせ窓センサー WX04A」(エイビット製)を発表した。3月23日に発売する。

「おしらせ窓センサー WX04A」

 おしらせ窓センサーは、その名の通り窓に取り付けて使用する端末で、窓の開放を感知すると警告音を発し、あらかじめ登録した通知先にEメールを送信するというもの。簡易的なセキュリティ用途で利用できる。

本体、マグネットとも両面テープで取り付ける(写真=左)。電源は単四乾電池2本(写真=右)
磁気センサーを利用しているので、スチール製のドアなど、磁気を帯びる建具では利用できない(写真=左)。引き戸に取り付けた場合のイメージ(写真=右)

ガラス戸に貼り付けたマグネットを覆うための防犯シールも付属

 本体は両面テープでサッシやドアに取り付けられ、工事などは不要。なお、磁気を使ったセンサーのため、スチール製のドアやサッシでは利用できない。操作部は電源スイッチと一時停止スイッチのみで、ダイヤルキーやディスプレイなどは搭載していない。端末の電話番号や電波状況、電池残量などは音声ガイダンスでユーザーに知らせる。メールの通知先は3カ所まで設定でき、ウィルコム以外のアドレスにも送信可能だ。送信先などは、別に用意されたWebサイトから設定する。電源は単四アルカリ乾電池2本で、1日3回のメールを送信した場合に約6カ月動作する。

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 料金プランは月額525円の専用プランを用意。新規契約事務手数料も無料にする。また、5月31日までにおしらせ窓センサー専用料金コースに申し込むと、初月の基本使用料が無料になるキャンペーンを実施する。

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