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SIMロックフリー版「iPhone 5」のお値段はMobile Weekly Top10

発売後も、KDDI(au)とソフトバンクモバイルで激しいサービス競争が続きそうな「iPhone 5」。第3の道であるSIMロックフリー版を購入する手もあるが、価格や在庫状況、SIMサイズの問題など、ちょっとハードルが高そうだ。

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+D Mobile Weekly Access Top10

2012年09月17日~2012年09月23日

  1. それは刷新という名の飛躍――iPhone 5が、“iPhoneの創りだした世界”を塗り替える
  2. ソフトバンクモバイル宮川氏にLTEネットワークの現状と“テザリングなし”の真相を聞く
  3. iPhone 5発売目前 5つの「やりましょう」で改めて魅力を打ち出すソフトバンク
  4. 「全て対応、本当に超高速」――KDDI田中社長、iPhone 5自信の「本命」宣言
  5. au版iPhone 5のLTEエリアは、テザリング対応はどうなるのか――KDDI 田中社長に直撃
  6. iPhone 5発売の裏でうごめく巨大ビジネス 「アクセサリ市場」の今
  7. 2013年度中には150Mbpsまで高速化したい――KDDI石川氏が「4G LTE」の狙いを説明
  8. ソフトバンクモバイル、テザリング解禁 2013年1月15日から
  9. スペック勝負の“直球ど真ん中”スマホ――「Optimus G」に見るLGの本気度
  10. 写真と動画で見る「iPhone 5」

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 今週のMobile Weekly Top10は、9月17日から9月23日までに読まれた記事のアクセス数を集計した。先週はついに「iPhone 5」が発売となり、Top10のうち9本が関連の話題だった。iPhone以外では、ドコモのLG製秋モデル「Optimus G」の発表会記事が唯一入っている(9位)。Optimus Gはスペックはもちろん、発売時期などもiPhone 5を強く意識しており、(記事ランキングとはいえ)一矢報いる格好となった。

 さて、国内ではKDDIとソフトバンクモバイルが販売するiPhone 5だが、第3の選択肢といえるのが、海外通販や並行輸入で日本に持ち込まれるSIMロックフリー版だ。そこで、iPhone 5を取り扱ういくつかのECサイトで販売価格を調べてみた。価格は24日15時現在のもので、為替の影響などで変動する可能性がある。また在庫状況も随時変わるため、詳しくは各サイトで直接確認していただきたい。

 海外ケータイの老舗通販サイト「EXPANSYS Japan」では、iPhone 5の16Gバイトモデルを8万8913円、32Gバイトモデルを9万8007円、64Gバイトモデルを10万7100円で販売している。なお、同店で購入すると香港からの個人輸入になるため、関税と消費税が後からかかる点に注意したい。

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 バリューコネクトが運営する「HAKURAImobile」は、16Gバイトモデルを8万9900円、32Gバイトモデルは9万9800円、64Gバイトモデルは10万9800円で仮予約を受け付けている。またNG-lifeが運営する「Simfree*Mobile」は、16Gバイトモデルが11万4800、32Bバイトモデルは12万4800円、64Gバイトモデルは13万4800円と、ほかより高めの価格設定となっている。

 さて、SIMロックフリー版iPhone 5を国内で使うには、端末とは別に回線用のnanoSIMが必要になる。これまでのiPhoneではドコモ回線か、MVNOの日本通信のSIM製品を使うのが定石だった。しかし、今のところどちらもnanoSIMを提供していないため、端末を買っても合うSIMがないという状態だ。既存のSIMをカットして使う方法もあるが、利用規約的にグレーな使い方になることを覚えておきたい。またカットしたドコモSIMでは、LTE通信ができないという情報も出始めた。

 よほど人柱としての覚悟がないかぎり、現時点ではSIMロックフリー版iPhone 5に手を出さないほうが無難と言えそうだ。

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