懐かしの「ロードランナー」が30年の時を超えてよみがえる――「Lode Runner Classic」
アクションパズルゲームの金字塔「ロードランナー」のApple II版を忠実に再現した「Lode Runner Classic」が、iOSおよびAndroid向けに販売されている。知っている人も知らない人も、ぜひ1度楽しんで欲しいタイトルだ。
Tozai Gamesが1月18日に配信を開始した「Lode Runner Classic」が話題だ。Lode Runner Classicは、Android 2.2以上を搭載したスマートフォンと、iOS 5以上のiPhone、iPad、iPod touchで楽しめる。価格は250円。
ロードランナーといえば、かつて一世を風靡したアクションパズルゲーム。1983年に米国で「Apple II」向けに発売され、その後爆発的な人気を呼び、世界60カ国以上で50種類以上のプラットフォームに移植された。独自のタイトルも含めれば約100タイトルが発売されている。読者の中にも、かつてMSXやファミコンなどで遊んだ記憶がある人がいることだろう。
ロードランナーは、雲梯とはしごと床で構成されたステージで、敵を避けながら、ステージ内に配置された金塊をすべて集めて最上段に上り、脱出を図るゲーム。金塊を取るためには、床のパーツをタイミングよく掘削して敵を穴に落としたり、プレーヤーが下に降りるための道をうまく掘ったりする必要があり、単純ながらも奥深いゲーム性が熱狂的なファンを生んだ。コンピューターゲームの金字塔ともいわれるタイトルだ。
原作のApple II版ロードランナーには、全150面のステージが用意されていたが、Lode Runner Classicはこれを忠実に再現。ステージを順にクリアする「冒険モード」と、任意のステージのクリアタイムを競う「タイムアタックモード」の2つのモードでゲームが楽しめる。操作方法は、スマートフォンへの移植に合わせて最適化し、方向キー、タッチ、傾きセンサーのいずれかで操作できるようになっている。オンラインでのスコアランキングや、カラーカスタマイズ機能なども用意した。
30年の時を超え、かつて遊んだことがあるオールドゲーマーから、今までロードランナーを知らなかったライトゲーマーまで、幅広いユーザーがいるiOS/Androidでロードランナーが楽しめるというのは、オールドファンとしては胸が熱くなる思い。ぜひダウンロードして楽しんでほしい。
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