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スマホからのネット利用が倍増――ニールセンが調査

ネット利用者のうち、スマートフォンからの利用割合が35%に到達。また、Webブラウザよりアプリでの利用が多くなっている。

 ニールセンは4月3日、スマートフォン・メディア利用実態調査の年間トレンドを発表した。


デバイス別のインターネット利用率推移

 調査結果によると、PCからのインターネット利用は年間を通して横ばいとなった一方、スマートフォンからの利用は2013年1月で35%に到達。2012年の1月時点における17%から倍増したほか、2012年10月には従来型携帯電話からの利用割合を逆転したという。


性年代別のスマートフォン利用状況(2012年3月期、2013年3月期)

 また性年代別の利用状況では、それぞれ40代男性で8ポイント、30代女性で5ポイント、40代女性で6ポイント増加。2012~2013年にかけて、高い年齢層にもスマートフォンからのインターネット利用が普及したといえる。

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OS別の利用率

Android OS ブラウザとアプリからの利用状況

 OS別の利用割合では、年間を通してAndroidが60%、iOSが40%のまま推移した。Androidの利用状況詳細は、一人あたりの利用時間および利用頻度が月を追うごとに伸長。アプリとWebブラウザの利用内訳では、Webブラウザよりもアプリの利用が多いという結果になった。

 なお、Androidの利用状況詳細は、ニールセンが日本市場に導入を予定しているスマートフォン利用動向データ「Mobile NetView」のパイロットデータを基に集計した数値が使われている。

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