ケータイメールが死んじゃう……らしい:Mobile Weekly Top10
メールはGmail、電話番号宛てメッセージならSMS。さらにTwitterやFacebook、そしてLINEなどなど。今、キャリアメールを取り巻く環境が激変している。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2013年04月15日~2013年04月21日
- ケータイメールは死ぬのか
- 2画面スマホ「MEDIAS W」を4月18日に発売――ドコモ
- NTTコムの“980円SIM”、品切れに増産体制で対応――3G端末への対応も検討中
- 5インチフルHDスマホ比較(バッテリー編)――YouTube連続再生/待受テストを実施
- 「ドコモメール」の開始時期は10月下旬に決定――spモードメールを刷新
- KDDI、iPhone、iPadでEメール、カレンダー、連絡先、リマインダーの障害発生中
- ソフトバンク、24時間通話定額オプションを“一生”タダにするキャンペーン
- これぞ“進化した紙”――UEIの「enchantMOON」、4月23日にオンライン予約開始
- Facebook Home 日本語版がGoogle Playからダウンロード可能に
- ASUS、3G通話対応でSIMフリーの7型Androidタブレット「Fonepad ME371MG」
今回のMobile Weekly Top10は、4月15日から4月21日までに読まれた記事のアクセス数を集計した。先週は、「ケータイメールは死ぬのか」と題された神尾寿氏の記事が最も読まれた。刺激的なタイトルだが、確かにキャリアメールの存在感は急速になくなりつつある。
自分の身に置き換えてみても、公私ともに使う機会が激減した。スマホならGmailなどのメールサービスがPCと同じように利用できるし、一度利用が廃れたSMSも、キャリア間の相互通信が始まって使う機会が増えた。どうしてもキャリアメールで無ければならないシーンが少なくなってきている。
記事では、リアルタイムなコミュニケーションが「LINE」に代表されるメッセージアプリや、「Twitter」や「Facebook」などのSNSに流れていったと考察している。また“キャリア”メールと呼ばれているように、通信事業社を乗り換えるとアドレス(ドメイン)を変えざるを得ない点も、ケータイメールに見切りを付けるきっかけになっているようだ。
一時代を築きつつ、スマートフォン化の波に乗り切れなかったキャリアメール。ドコモは、iモードの流れをくむspモードメールのリニューアルを2013年1月に行うとしていたが、「抜本的な見直し」のために提供を10月下旬まで延期すると表明した(先週5位)。またKDDIは、iPhone向けのキャリアメールサービスで大規模な障害を立て続けに起こしている(先週6位)。キャリアメールはこれから、どうユーザーの信頼を取り戻し、魅力あるサービスに生まれ変わるのか。その道のりの険しさを感じた一週間だった。
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