写真で確認する「GALAXY S4 SC-04E」(その1):まずは、“外回り”をチェックすっか!(2/2 ページ)
日本でも出荷が始まったGALAXY S4。注目ポイントは多々あるが、まずは、薄い! 軽い! を実現したボディを中心に紹介しよう。
GALAXY SIII αと同じレイアウトながらちょっとした変化で使いやすく
正面ディスプレイの下にはハードウェアキーを搭載している。正面から物理的なキーをなくしてタッチセンサーに置き換えるモデルも多いが、サムスン電子は、ユーザーテストやフィードバックから、ハードウェアキーがないと、操作に不安を感じるケースも多いという結果を得て、ハードウェアキーを残している。GALAXY S4 SC-04Eでは、キーの形状や突起の高さを見直して、認識しやすく押しやすいようにチューニングしたと説明している。
左側面に一体化したボリュームコントロールを配置し、右側面に電源スイッチを用意するのはGALAXY SIII αと同じだ。ただし、こちらもキーの形状を変更して、より長いサイズになった。上面にイヤフォン端子、下面にmicroUSB、背面カバーを外してSIMスロットとmicroSDカードスロットというレイアウトもGALAXY SIII αと共通だ。
すでに述べたように、プロセッサーはQualcommのAPQ8064T(1.9GHzクアッドコア)を採用する。通信方式は、ドコモの1.5GHz帯Xiで下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応するほか、3Gでは下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応している。なお、GALAXY SIII αでサポートしなかった800MHz帯 LTEもSC-04Eでは利用できるようになった。
ROMは32Gバイト、RAMは2Gバイトで、最大64GバイトまでのmicroSDXCに対応するのは、GALAXY S III αと共通だ。無線LANでは、IEEE 802.11 a/b/g/nに対応するほか、acもサポートして最大7Gbpsの転送レートを利用できる(ただし、現時点ではドラフト版になる)。テザリングにも対応して最大10台まで接続が可能だ。
本体に搭載するカメラは、有効約1320万画素の裏面商社型CMOSを採用するメインカメラと、有効約210万画素のCMOSを採用するインカメラだ。GALAXY S4 SC-04Eでは、このメインカメラとインカメラを連動して使える“デュアルショット”など、多彩なカメラ機能をはじめとするソフトウェアにも注目したいが、こちらは、また別記事で詳しく紹介したい。
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