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カメラロールをさらし合う新ソーシャルアプリ「Shorts」登場

iPhoneのカメラロール内の写真を1スワイプで公開できるソーシャルアプリ「Shorts」が公開された。個別の写真を公開するかしないかを選ぶだけで、編集機能はない。参加すると友達になったユーザーのカメラロールの写真を見ることができる。

 米新興企業Math Campは3月8日(現地時間)、iPhoneのカメラロールをさらし合う新しいソーシャルアプリ「Shorts」をApp Storeで公開した。日本でもダウンロードできる。


 アイコンから分かるように、アプリ名のShortsとは男性用のトランクスのこと。アプリ名には「Follow people's camera rolls(みんなのカメラロールをフォローしよう)」とあり、カメラロール内の写真や動画を公開することでプライバシーを公開し、人のプライバシーも垣間見ようという意図を表しているようだ。

 撮影した写真がすべて公開されてしまうわけではなく、アプリがカメラロール内をスクロールして新しい写真があるとそれを公開していいかどうか聞いてくるので、公開するなら上にスワイプ、しないなら下にスワイプすることで決定する。

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写真を公開するかどうかを1スワイプで選ぶだけ

 Instagramなどのようにフィルターをかけたりコメントを追加する機能もない。このシンプルさが写真公開をより手軽にしていると開発者は説明する。

 Shortsを立ち上げたらまず友達をユーザー名あるいは電話番号で登録してから自分のカメラロールの写真を公開する。自分の写真を公開すると、Shortsに参加している友達が公開している写真を閲覧できるようになる。友達の写真には「いいね」やコメントが付けられる。


友達が公開した写真にはInstagramのようにいいねやコメントが付けられる

 友達以外にも、友達の友達や(位置情報を有効にしていれば)近くにいるユーザーとも交流できる。

 同社のポール・ダビソンCEOによると、テスト段階ではユーザーはShortsを使うようになってから、それまでの2~3倍写真を撮影するようになったという。

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