ガラケーで手一杯だった妻は「iPhoneとの100日戦争」を勝ち抜けたのか?(2/3 ページ)
度を超えたITオンチだった妻が、最新iPhoneを100日間使ってみた。ガラケーでもギリギリだった彼女が、到達できた現在地点は?
電池問題に気付いた妻
妻 iPhoneって、電池の減り方がガラケーとは比べものにならないほど早くない?
いつか出るだろうと思っていた“電池問題”。この不満を感じるということは、妻もかなりのヘビーユーザーになってきた証拠だ。
僕 そう。電池問題は、スマホの唯一にして最大の欠点ともいえる。
妻 外出先でスマホを触りまくってると、15時で残量50%とかふつうにあるよね。「ヤバイ! 夜まで持たない!」ってセーブしてしまうこともある。
僕 iPhone 6sは5sより長時間使えるはずだけど、ガラケーには及ばない。じゃあ、仮にiPhone 7では、電池は今よりどれくらい改善してほしい?
妻 3倍。でもって、本体の重さは今のまま、厚みはちょい薄めで。
スマホメーカーの中の人が聞いたらひっくり返るような要求を、こともなげに出す妻……。でもこれが本音なのだろう。
データをやりとりする白い箱
妻 ねぇ、電池の容量ってなんとか増やせないの?
僕 だったら、外付けバッテリーを使えばいい。
妻 なにそれ。
僕 (自分のバッテリーを見せながら)これだよ。え、知ってるよね?
妻 見たことある。でも、何に使うものかは知らないよ。
僕 (なんだって……)僕が自宅で充電したり、外でiPhoneに接続している姿、何度も見てるでしょ。充電に決まってる……とは思わなかった?
妻 いや、てっきり大切なデータをやりとりする機械だと思ってた。あなたがiPhoneと接続していると、「あ、大切なデータを白い箱と行き来させている……間違って触って、事故にならないようにしなくちゃ」って気を付けていたの。
外付けバッテリーを、ずっとフラッシュメモリか小型HDDだと思っていたようだ。
僕 これが記憶メディアだったら、相当にデカイけどね……。
妻 USAで接続して、データを送ったり保存できるスティック状的な何かだと信じて疑わなかったよ。
僕 USBね。
妻 それ! ……って、ちょっと待って。iPhoneって、充電器を持ち歩かなくても外で充電できるの?
僕 できるよ。
妻 なんだってええええええ! それを早く言ってよーーー。
僕 ご、ごめん(僕が謝るの……?)
妻 それができれば、電池の心配は解消されるね。それ、あたしにちょうだい。
僕 ど、どうぞ……。
愛用の外付けバッテリー、妻に取られてしまった。
新型iPhoneに期待すること
僕 次の新型iPhoneに期待することってある?
妻 そうだね、今の6sはさ……。
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