iPhoneの容量不足を解決するテクニック10選(1/2 ページ)
iPhoneを使い続けていると、いつの間にか容量がいっぱいになってしまう。快適に使うには定期的なデータの整理が必要だ。iPhoneユーザーが知っておきたい、10の“データ断捨離術”を紹介しよう。
iOSをアップデートするときや、写真や動画を撮影しているときに、「ストレージの空き領域がありません」と表示されたことはないだろうか? 肝心なときに容量が足りなくなってしまっては、せっかくのiPhoneでやりたいことができなくなってしまう。そんな事態に備えて、日ごろから役立つ10のiPhoneの容量拡張テクニック10選をお届けしよう。
【初級編】iPhone内の不要なデータを削除する
1.ストレージ残量を確認する
まずはiPhoneのストレージ残量がどれくらいあるのかを確認するのが重要だ。ストレージの使用状況を確認するには、「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」を開く。これで、ストレージの「使用済み」の容量と、「使用可能」な容量が分かる。
2.不要なアプリを削除する
アプリはホーム画面から1つずつ削除することもできるが、どのアプリがどれくらいの容量を消費しているかを確認したうえで削除しよう。上記の「ストレージとiCloudの使用状況」で「ストレージを管理」をタップすると、多くの容量を消費しているアプリが上から順に表示される。ここで、詳細を確認したいアプリを選択し、「Appを削除」をタップすると、アプリを削除できる。
この際、アプリ内のデータは全て消えてしまうので、ゲームなどデータを引き継ぎたいときは、バックアップを忘れずに取っておこう。
3.アプリ内のキャッシュを削除する
アプリを使い続けていると、アプリ内にデータがどんどん蓄積されていく。例えば、「Safari」の場合は検索履歴やWebサイトのデータがたまっていく。長くSafariを使っている人であれば、これらのデータを削除するだけでも、容量の拡張に効果的だ。
Safariのキャッシュを消去するには、「設定」→「Safari」を開く。「履歴とWebサイトデータを消去」をタップして、履歴、Cookie、その他のブラウズデータを消去しよう。この際、iCloudアカウントでサインインしているほかのデバイスからも履歴が消去される。
4.LINEのキャッシュや不要なデータを削除
もう1つ、iPhoneを使っていてキャッシュをため込みがちなのが「LINE」だ。メッセージだけでなく写真や動画などもやりとりするので、保存し終えたデータは削除してしまおう。
LINEのキャッシュや不要なデータを削除するには、「LINE」アプリの「その他」を開く。次に「設定」→「トーク・通話」→「データの削除」の順にタップし、削除すると、選んだデータの容量が表示される。トーク履歴は残したままで、不要なデータを種類ごとに削除できるのがこの機能のポイントだ。
5.写真・動画の「最近削除した項目」を完全に削除する
iPhoneで写真や動画を撮っていて、失敗した写真はその場で削除する人もいるだろう。しかし、単に「削除」するだけではiPhone上にデータが残される仕様になっているのをご存じだろうか? 削除した写真はいったん「最近削除した項目」というアルバムに保存され、30日間が経過すると自動で削除される仕組みだ。
この保存期間を無視して写真や動画を完全に削除するには、「写真」アプリで「アルバム」→「最近削除した項目」の順にタップして写真を確認する。続いて、「選択」→「すべて削除」をタップすると、この項目の写真だけが全て削除される。これで、時間をかけずに一瞬で空き容量を増やせるはずだ。
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