“ライカ品質”の差はどれだけある? Huawei「Mate 10 Pro」と「Mate 10 lite」で撮り比べ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)
日本で発売されているHuaweiのMate 10シリーズは、フラグシップの「Pro」とミッドレンジの「lite」の2種類がある。どちらも背面にはデュアルカメラを搭載しているが、画質はどれだけ違うのだろうか。さまざまなシーンで撮り比べてみた。
インカメラを比較
Huaweiだと気になるのがインカメラ。
Mate 10 Proと10 lite。どちらもインカメラのポートレートモードで「芸術的ボケ味」(liteでは単なる「ボケ味」)に挑戦してみた。
インカメラのスペックを見ると、Proは800万画素で26mm相当の広角気味。liteは1300万画素と画素数が多く28mm相当となっている。こちらもProの方から撮影風景とともに。
肌色はliteの方がやや赤みがかって写る(髪の色を見ると一目瞭然)が基本性能は同じくらい。liteはインカメラ側もデュアルカメラ(片方は200万画素)なのでそこに差が出るかと思ったら、あまり変わらなかった。
結論:芸術的なのはPro、カジュアルな写りなのはlite
実はもっといろんなシチュエーションで、逆光で撮ってみたり、いろんな機能を使ってみたりしたわけだが、しっかりと違いが出たシーンをピックアップしてみた。
レンズのみならずイメージセンサーや画像処理といった総合的な差でいえば、Mate 10 Proがやはり優れていたわけで、本職カメラっぽい写りは断然こちらだ。
対してMate 10 liteはリアルさより記憶色重視というか、カジュアルな画作り。重厚感やアーティスティック感は出ない。けど、明るくてポップな写真の方が好きなら悪くない。
やはり、Proとliteの差はあった。イメージセンサーもレンズも手ブレ補正も差があった。でもシーンによっては「これ、liteの方が見栄えのする写真が撮れていない?」ってこともあり、liteの方が好みって人がいても止めません。
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