好みに合わせて選べる! パワーサポートのiPhone Xケース「Air Jacket」を着けてみる
パワーサポートのiPhoneケース「Air Jacket」シリーズは、スリムで持ち心地が良いことが特徴。そのiPhone X用製品をいくつか試しに装着してみよう。
昨今、ハイエンドスマートフォンのは上昇傾向にあり、10万円超のスマホも珍しくなくなった。iPhoneでも「iPhone 8/8 Plus」の大容量モデルや「iPhone X」は、Apple Storeでも税込で10万円を超える価格設定となっている。
以前も別の記事で言及したが、筆者はスマートフォンをできる限り“全裸”(ありのままの姿)で使いたいと思っている。しかし、スマホが高額になればなるほど「傷付いたらどうしよう……」「落としたらどうしよう……」といった不安に駆られ、スマホにケースを装着するようになってしまった。
とはいえ、着けるならスマホのサイズ感を損なわず、持ち心地の良いものが好ましいとも思う。iPhone用ケースに絞って話をするのであれば、パワーサポートの「Air Jacket(エアージャケット)」シリーズのケースは、そのニーズを満たす選択肢の1つとなりうる。
この記事では、iPhone X向けのAir Jacketシリーズのケースを実機に装着しつつ紹介していく。果たして、付けごこちはどうなのだろうか……?
(記事中の価格は特記のない限り税込)
この記事で試すケース。下段から「Air Jacket for iPhone X」「Shock proof Air Jacket for iPhone X」「Ultrasuede Air Jacket for iPhone X」
Air Jacket for iPhone X(全4色)
「Air Jacket for iPhone X」は、Air Jacketシリーズにおけるスタンダードなケース。カラーは「ラバーコーティングブラック」「クリアマット」「クリアブラック」「クリア」の4色を用意しており、メーカー直販価格はいずれも2680円だ。
iPhone Xの誕生に合わせて設計や構造を見直したというこのケース。「薄くてスタイリッシュ」という特徴は継承しつつ、ケースと本体背面との間にわずかな空間を設けることで耐衝撃性を高めているという。また、ラバーコーティングブラックを除く3色については、背面に生じやすい「にじみ」を抑えるような加工を施している。
背面のアウトカメラ周辺部は、カメラよりも少し縁を高くすることで落下時のカメラ破損リスクを低減している。本体背面を下にして机に置いた時のガタ付きを抑える役割も果たしている。
本体のボタン・スイッチ類や端子・マイク・スピーカーの部分は、しっかりと切り抜かれている。日常の操作には支障はない。ただし、ケースを着けるとボタン類が「奥」に来るため、慣れるまでボタンを押すのに違和感を覚えるかもしれない。
このケースはとにかく薄い。なので、iPhone Xのサイズ感を損なうことがない。「ケースを着けると分厚くなるの、イヤだなあ……」という人にもオススメだ。
Shock proof Air Jacket for iPhone X(全5色)
「Shock proof Air Jacket for iPhone X」は、側面フレームにポリカーボネート素材、ケース本体にTPU(熱可逆性ポリウレタン)素材を用いたいわゆる「ハイブリッドケース」。メーカー直販価格はいずれも3280円だ。
側面フレームは「ラバーレッド」「ラバーブラック」「ラバーシルバー」「ラバーゴールド」「ラバーネイビー」の5色から選択可能。メーカー直販価格はいずれも3280円だ。
「Shock proof(耐衝撃)」の名の通り、このケースはAir Jacketシリーズの中でも耐衝撃性を高めた製品として位置付けられている。
耐衝撃性を高めたケースはゴツい印象を与えるものも少なくないが、このケースはAir Jacketシリーズの「薄くてスタイリッシュ」という特徴を受け継ぎ、ハイブリッドケースとしてはかなりスリムな仕上がりとなっている。
本体のボタンに当たる部分は、押し込めるように加工されている。ボタン部分が押し込めるケースについて、筆者が今までレビューしてきたケースの多くは「柔らかめ」のだったが、このケースは「固め」にチューニングされている。
スリムでもより頑丈なケースを求める人に、Shock proof Air Jacketはオススメだ。
Ultrasuede Air Jacket for iPhone X(全4色)
「Ultrasuede Air Jacket for iPhone X」は、東レ製も人工皮革「ウルトラスエード」を表面素材に採用したケース。カラーは「ブルー」「スカイ」「レッド」「アスファルト」の3色で、メーカー直販価格は3480円だ。
ウルトラスエードは通気性の良さが特徴で、手汗をかきやすい人でも長時間快適に使い続けられる。手触りも良好で、ケースを“なでる”と素材感も感じられる。
本体のボタン部分は押し込めるように加工されている。先述のShock proof Air Jacketとは異なり、ボタンは柔らかめで押しやすい。
手汗をかきやすい人や、触りごこちにこだわる人にとって、Ultrasuede Air Jacketは最良の選択肢の1つとなりそうだ。
Air Jacketシリーズのケースは、パワーサポートの直販サイト、CCCフロンティアのスマホアクセサリーショップUNiCASEや家電量販店などで販売されている。ぜひ、店頭で見かけたら手にしてみてほしい。
なお、このシリーズのケースはiPhone Xにかなり“フィット”する。基本的にはケースのパッケージにある通りの手順で取り外しできるのだが、力を込めてもなかなか外れないこともある。
そんな時は、テレホンカードなど、柔らかめのプラスチックカードをケースと本体の間に潜り込ませると外しやすくなる。万が一の際は試してみてほしい。
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