MVNOが進むべき道は? 「モバイルフォーラム2018」が3月23日に開催
テレコムサービス協会MVNO委員会が、2018年3月23日に「モバイルフォーラム2018」を開催する。一般ユーザーも参加可能で、参加費は無料。
テレコムサービス協会MVNO委員会が、2018年3月23日に「モバイルフォーラム2018」を開催する。
一般ユーザーも参加可能で、参加費は無料。時間は13時30分~16時30分(13時開場)、会場は日経カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6階)、定員は300人程度。Webサイトの参加申込受付フォームから申し込める。
毎年3月に開催しているイベントで、多様なサービスや料金の低廉化によるユーザーメリットの向上と、MVNOがさらに成長するための差別化戦略などを考えるのが目的。
基調講演は、企 代表取締役のクロサカタツヤ氏による「MVNOの成長に必要なこと」、情報通信総合研究所 上席主任研究員の岸田重行氏による「海外におけるMVNO市場動向」の2つを行う。
MVNO5社を交え、「2020年代のMVNOを考える」と題したパネルディスカッションも行う。パネリストは以下の6人。モデレーターはクロサカタツヤ氏が務める。
- LINEモバイル 代表取締役社長 嘉戸彩乃氏
- イオンリテール モバイル事業部長 橋本昌一氏
- インターネットイニシアティブ MVNO事業部長 矢吹重雄氏
- ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャー 上田晃穂氏
- NECネッツエスアイ IoTビジネス推進室事業戦略 グループマネージャー 有川洋平氏
- 情報通信総合研究所 岸田重行氏
近年のMVNO業界は、ビッグローブがKDDI傘下に、LINEモバイルがソフトバンク傘下になり、FREETELを運営していたプラスワン・マーケティングの通信事業を楽天が買収するなど、統廃合を含む大きな動きが起きている。また、大手キャリアの料金値下げやサブブランド強化などの影響によって、契約数が伸び悩んでいるMVNOもある。こうした状況下で、MVNOが目指すべき方向はどこにあるのか。モバイルフォーラム2018で、そのヒントが見えてくるはずだ。
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