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大容量プランの「テザリングオプション」が有料化/Instagramの使い方Mobile Weekly Top10

今回のランキングでは、トップ10に入った記事のうち4つが「テザリング」に関する記事でした。世界的に見て決して珍しいことではない「テザリング課金」。なくなる日は来るのでしょうか……?

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年3月26日から4月1日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。


大容量プランにおける「テザリングオプション」がついに“有料化”

 今回のランキングでは、スマートフォンの「テザリング(インターネット共有)」に冠する記事が4つトップ10入りしました。中でも、1位の「テザリング不要なauユーザーは3月中の解約を忘れずに」は3月末というタイミングもあってか特に良く読まれました。テザリング有料化に関する記事は、ITmedia Mobile読者にとって特に関心が高いようです。

 au(KDDI・沖縄セルラー電話)は今月(4月)から大容量プランにおけるテザリングオプションを有料化しました。ソフトバンクも6月からソフトバンクブランドの大容量プラン向けのテザリングオプションを有料化する見通しです。その背景を解説した記事が、ランキング2位の「なぜMNOのテザリングは有料で、MVNOは無料なのか」です。


Windows 10にもモバイル接続中の通信量を抑制する設定がありますが……

 テザリングを有料化しようとする背景として考えられることの1つが「PCによる無秩序な通信」ですが、PC向けの「Windows 10」にはモバイル通信中にデータ通信を抑制する機能が備わっています。この設定が有効だと、「重要」ではないWindows Updateファイルのダウンロードが抑制されるなど通信量をある程度コントロールできます。

 しかし、外部機器経由で通信する場合、原則として手動設定しないと通信抑制が有効になりません。これはスマホのテザリングも例外ではなく、設定のし忘れ(あるいは設定項目があること自体を知らずに)「Windows Updateでパケ死した」といった声が未だにちらほら聞かれるのは、これが原因です。(その対策ゆえか、Windows Updateや「App Store」「Google Play」に関する通信を極端に遅くしているMVNOもあるのですが……)

 LTEよりもさらに通信効率の良い5G(第5世代移動体通信技術)の普及は、「テザリングオプション」(あるいは海外で多い「テザリングできるプランの限定」)という概念を無くすに至るのでしょうか。答えはすぐ出そうにありませんが、注視していきたいところです。


「インスタ映え」からはほど遠い筆者のInstagramアカウント

 ランキングの8位には新連載「もう『インスタ映え』な写真はシェアしない? Instagramの新しい使い方」が入りました。

 筆者もInstagramは日常的に使っていますが、事実上「フォトストレージ」としての利用にとどまっており、この記事で紹介されている「ストーリーズ(Stories)」は使ったことがありません。

 ストーリーズは投稿から24時間以内に消えてしまいます。筆者のようにフォトストレージライクに使っていると、自動消滅してしまうのは困りものなのです。しかし、「過去はきれいさっぱりしたい!」という人であれば案外有益なのかな、とも思います。

 同じツール(アプリ)でも、人によって全然使い方が違うということを、改めて知ることもできました。これからもスマホやアプリのいろいろな使い方を模索していきたいと思います。

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