今夏発売の「BlackBerry KEY2」、Simejiのプリインストールは誤り
日本で2018年夏に発売する予定の「BlackBerry KEY2」。日本語入力システムに「Simeji」をプリインストールするとのことだったが、これは誤りだった。バイドゥもコメントを発表している。
日本で2018年夏の発売を予定している、TCL CommunicationsのAndroidスマートフォン「BlackBerry KEY2」。日本ではFOXが正規代理店として販売するが、同社が6月8日に発表したニュースリリースに誤りがあることが判明した。
BlackBerry KEY2には、日本語入力システムに「Simeji」がプリインストールされていると案内していたが、これは誤りだったという。FOXは「現状、日本語入力・変換の最適化に向けて、メーカー独自の開発を進行中です。詳細は改めてご報告させていただきます」と説明している。
本件については、Simejiの提供元であるバイドゥも案内を出しており、「2018年5月下旬時点でTCL Communication社よりSimejiのプリインストールに関する開発打診を受けたことは事実ですが、スケジュールに困難があり対応リソースの調整も不可能であることから合意に至りませんでした。よって、開発を受託した事実はございません」とコメント。
またスペックについても、「Quick Charge 4.0対応」と「1200万画素と1300万画素のデュアルカメラ」は誤りで、それぞれ正しくは「Quick Charge 3.0対応」「1200万画素と1200万画素のデュアルカメラ」となる。
BlackBerry KEY2は、4.5型ディスプレイとQWERTYキーボードを搭載。プロセッサはSnapdragon 660、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB(シルバー)または128GB(ブラック)。国内3キャリアのSIMを利用できる。価格(税込)はシルバーが7万9800円、ブラックが8万9800円。
関連記事
「BlackBerry KEY2」は何が変わった? 「KEYone」と比較してみた
今や唯一ともいえるQWERTYキーボード搭載スマートフォンを輩出し続けるBlackBerry。最新モデルの「BlackBerry KEY2」がCES Asia 2018のTCLブースに展示されていました。前モデルの「BlackBerry KEYone」とスペックや操作感を比較してみました。「BlackBerry KEY2」、今夏日本でも発売へ
TCL Communicationが「BlackBerry KEY2」を発表した。QWERTYキーボードのスペースキーに指紋センサーを搭載し、ショートカット用の「Speed Key」も追加。価格は税込7万9800円から。スペックを強化した「BlackBerry KEYone Black Edition」9月下旬に発売
FOXは、9月下旬に「BlackBerry KEYone」のスペックを強化したBlack Editionを発売。通常モデルと比較し、メモリとストレージを向上している。「BlackBerry KEYone」が6月下旬発売 タッチセンサー付きのQWERTYキーを搭載
Android 7.1を搭載した「BlackBerry KEYone」が6月下旬に発売される。FOXが正規代理店として取り扱う。4.5型のディスプレイに、タッチ操作も可能なQWERTYキーボードを搭載している。BlackBerryが端末の自社開発を終了
BlackBerryが、端末の自社開発を終了することを発表。今後はソフトウェア開発に注力し、端末開発は外部企業へ委託する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.