ドコモが「ケータイ補償サービス」を拡充 加入者の修理代金上限が3000円に(iPhone・iPadを除く)
NTTドコモが「ケータイ補償サービス」加入者向け故障修理サービスを拡充。保証対象外の故障時の修理代金の上限額を2000円値下げし、故障時の修理対応を全機種で「修理受け付け終了日」まで延長する。iPhone・iPad向けの「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」はデータ復旧サービスの割り引きを適用可能とする。
NTTドコモは10月1日、「ケータイ補償サービス」(月額330~500円)と「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」(月額500~750円)のサービスを拡充した。月額料金に変更はない。
(記事中の価格は全て税別)
ケータイ補償サービス
ドコモが発売するAndroidスマートフォン・タブレットやspモードケータイを対象とする「ケータイ補償サービス」では、故障修理時のサポートが拡充される。
「修理代金サポート」の上限金額を値下げ
保証範囲外の故障(外装交換を含む)が発生した際に修理代金の一部をドコモが負担する「修理代金サポート」については、修理代金(自己負担金)の上限を「5000円」から「3000円」に値下げする。
なお、保証範囲外の故障時の本来の修理代金は、機種や故障箇所によって変動するが、おおむね2000円~7万円の範囲となっている。
修理に関するサポート期間を延長
従来、ケータイ補償サービスの修理に関するサポート期間は以下のようになっていた。
- 保証範囲内の無償修理:購入から3年間(未加入時は購入から1年間)
- 修理代金サポート:購入から3年間(2014年夏モデルまで)/修理受付終了まで(2014年冬モデル以降)
今回の改定では、保証範囲内の無償修理期間と、2014年夏モデルまでの修理代金サポート適用期間を「修理受付終了まで」に延長する。
ケータイ補償サービス for iPhone & iPad
ドコモが販売するiPhoneやiPadを対象とする「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」では、故障・破損した端末からデータを取り出す「ケータイデータ復旧サービス」の利用代金の割り引きを新たに提供する。
通常、ケータイデータ復旧サービスの利用料金は「1回8000円」だが、今回の改定でケータイ補償サービス for iPhone & iPad加入者については「1回1000円」で利用できるようになる。
なお、ケータイデータ復旧サービスの割り引きは、ケータイ補償サービス加入者向けには既に提供されている(月額330円・500円対象の機種では「1回1000円」、月額380円対象の機種では「1回2000円」)。
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