夜景とイルミネーションで比較! 2018年冬のハイエンドスマホカメラ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)
最近、夜景撮影に力を入れているスマホが増えた。ということで、2018年冬モデル5機種で夜景とイルミネーションを撮り比べてみたのである。
最後は都会夜景
最後はまたクリスマスから離れて都会の夜景を。
しかも右にビル、左はお濠で真っ暗というなかなか明暗差がでかい条件だ。
ここはもう夜景モードを持ってるヤツは夜景モードで。
どれも十分きれいなんだけれど、Pixel 3 XLの明るさが際立ちますな。
おまけで、Mate 20 Proの「ライトペインティング」機能もぜひ。
ライトペイングィングは長時間露光になるので端末を固定しなきゃいけなくて、使い所は難しいけれど、こんな写真が撮れます。約16秒かけて撮影。寒かった。
まとめ:現代的な都市型夜景を撮るならこれ
夜景写真にもトレンドがあって、今人気なのは、都市らしい華やかな夜景。Mate 20 ProとPixel 3 XLの夜景モードはそれを見事に表現してくれる。都会の夜を撮るには最高の出来。
より華やかに撮ってくれるけれど、時々やり過ぎちゃうのがMate 20 Pro。安定感があるのはPixel 3 XLか。
ちょっと残念だったのはXperia XZ3かな。
都会の夜らしい華やかな夜景をスマホのカメラで撮るにはどうしても、複数枚合成やデジタル処理が必要になるわけだけど、そういう方向にぐっと舵を切って「その場その場で撮影者が期待する絵」を出そうとするMate 20 ProやPixel 3 XLに対して、Xperiaは素直なカメラ過ぎる感がある。
Appleとサムスンは両社の中間でバランスを取ろうとしてる感じかな。
でも、普通の夜景ならどれも十分なクオリティで数年前に比べると段違いなので、夜景やイルミネーションが好きなら、夜の写真が多いなら、夜遊びメインなら、最新の、できればハイエンドモデルにすべき、と思う次第である。
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