Xiaomi、Snapdragon 855+4800万画素カメラ搭載の「Mi 9」を2999元で発売へ
Xiaomiが新フラグリップ端末「Mi 9」を中国で2月26日に発売する。「Galaxy S10」同様Snapdragon 855を搭載し、背面カメラはソニーの4800万画素カメラを含む3台。価格は2999元(約4万9000円)からだ。
中国Xiaomi(小米科技)は2月20日(現地時間)、新フラグシップ端末「Mi 9(小米手机9)」を発表し、中国で予約受付を開始した。価格は2999元(約4万9000円)からだ。
昨年5月発表の「Mi 8」の後継モデルに当たる。
米Qualcommが昨年12月に発表した「Snapdragon 855」を搭載するが、5Gはサポートしない。カメラは背面が3台、前面は1台。3台の背面カメラは縦に並ぶ。メインのソニーの4800万画素CMOSセンサーが中央で、その上に1200万画素の望遠カメラ、下に1600万画素の広角カメラが配置されている。
ディスプレイは6.39型の有機EL(1080×2340ピクセル)で、2000万画素の前面カメラが先代よりは小さな切り欠きに収まっている。指紋認証センサーは「Galaxy S10」同様にディスプレイ内にある。このため、ベゼルの“あご”部分の幅は3.6mmと薄い。
その他の主なスペックは、メモリは6/8GB、ストレージは64/128GB、バッテリーは3300mAhで充電ポートはUSB Type-C。無線充電にも対応する。サイズは157.5×74.7×7.6mmで重さは173g。色はラベンダーバイオレット、オーシャンブルー、ピアノブラックの3色で、いずれも見る角度によって虹色に変化する。
Mi 8と同様に透明ガラス筐体モデルも提供する。このモデルはメモリが12GBだ。
Xiaomiは公式YouTubeチャンネルで木城ゆきと氏の「銃夢」原作の映画「アリータ: バトル・エンジェル」を採用するプロモーション動画も公開した。同社は25日からスペインのバルセロナで開催のMWC 2019にも参加する。24日には発表イベントを開催する計画だ。
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